2024年3月14日木曜日

拍手喝采のまえに

 ゴジラ2024の「快挙」

両手どころか両足も使って喝采したいくらいだが、、、実のところは






ゴジラという知名度のたかいキラーコンテンツであったことに加えて、ハリウッド水準の十分の一であれだけの視覚効果パフォーマンスを出したのだから、賞賛されて当たり前、、、なんですがね


アタシには、三菱名古屋での零式戦闘機開発の苦闘をはからずも想起してしまった。

委細は柳田邦夫さんの「零戦燃ゆ」に詳しいが、最後はグラマンF4に負けたの。

要は低賃金と長時間労働、あとは創意と工夫(足らぬ足らぬは努力が足らぬ)が成し得た昭和的リゲインの世界が作り上げた骨董品。

悪いとは言わないし、その努力には平伏すが、そのやり方で21世紀も世界で戦うのは間違いだよ。


倭國の映画人は(にかぎらずだが)世界的な才能を安売りしすぎだ。

狭い倭國のマーケット相手ならば、あれくらいしか出せないのはよくわかるが、それは役者や映像技術者の責任じゃない。


だっから、、、世界を相手にした映画祭や映画賞に脱皮しなさいって




素晴らしい受賞スピーチだと思ったら、アタシの駄弁にも耳を傾けてください。


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