2024年3月21日木曜日

砂の惑星を、、、、

 


パート1 155分

パート2 166分


原作版の第一作の映像化だけでこんだけの尺を必要とする。

カルトの誉れも高いリンチ版がたった137分で不完全燃焼だったのもむべなるかな。

早晩、劇場で一挙公開をやるかもしれないから、そん時の鑑賞もおすすめします。

出来ればインターミッションなし、、、がいいが、生理的に無理かも(^^)


更に続編が企画されるのどうかは知らないが、作品評価も高いし、予想外に製作費が安くてビジネスとしても当たりましたから(製作費合計の三倍位の興収かな)、、、しかし、原作の順番に製作するならば、かなり先になりそう。

原作本では、12年後のお話が第二巻


なんとも壮大なスペースオペラであり、SWなりあまたのスペースファンタジーのエレメントの全てが盛り込まれています。

よくあるアーサー王伝説が基層にある貴種流離譚であり、ここまでならば作品的に失敗は少ない。流離する貴公子が本来の地位に上り詰めた以降のつくりが難しいが、ドラマ的にはここからが面白い(源氏物語と同じ)

この作品では、一族殲滅の憂き目を見たポールが宿敵を倒し皇帝の座に着く。

しかし、おとぎ話のように「幸せにながく暮らせそうもない」後日談が待っているようです。


監督はいま一番安定感のあるドゥニヴィルヌーヴですが、ある意味で女性が活躍する映画でもあります。

嬉しいことに、ここまでお気に入り女優さまを揃えて頂きますと、足を向けては寝れません。

しかし、、、みなさん「一癖以上あり気な悪女ばかり」






ちなみに、リンチ版はこんなのだった。






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