2024年3月31日日曜日

彼の最後の晩餐

 



アタシはそれ程好きではないが、かの大村益次郎は無類の湯豆腐好き。
毎夕三丁の豆腐にポン酒が三合。


知らなかったが(ウィキにもお献立の内容までは書いていないし、司馬さんの小説にはどうだったかなあ?)三条木屋町の旅館での会食中にテロルに遭遇するのだが、、彼の最後の晩餐は「湯豆腐」だった。



無類の合理主義者でしたから、経済性やら栄養的にも最善の調理素材がお好みだったということ。

しかし、彼は湯葉を知らなかったのだろうか?

あまり一般的な食材でもないし、納豆や豆腐に比べればエクスペンシブかも


大豆を煮沸し、豆乳とオカラに分離し豆乳を凝固すれば豆腐になるし、さらに豆乳を煮詰めた上澄膜が湯葉。

言ってみれば「大豆の一番良質な部分」

因みに、オカラだって安価で栄養価満点なんだが、多くは産廃物扱い


大豆一キロから豆腐が三ないし四丁できるそうだが、、、、湯葉は??(はるかに歩留まりは悪そうな事はわかる)


アタシは「湯葉鍋」が大好物。困った事に我が家のケメコさまもお気に入り(^^)

高価な食材(河豚、九絵とか)には見向きもせずに、多少は安っぽい具材をアシライ程度には使いますが、ひたすらに湯葉(奮発した時には生湯葉で普通は乾燥湯葉)だけを、、、、

場合によっては、高級魚菜と値段は変わらない(^^)




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