2021年2月21日日曜日

飛び地?

 


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当時の仕事がら、平成の大合併以前な地理(地名)マニアだったアタシには見逃せない調査報道
だが、歴史的背景までは興味深く読んではみたが、飛びついた浅はかさを思い知った。


世界中には「飛び地」なるものがある。
厳密な定義はむつかしいが、倭国的に言えば、地方自治体(市区町村)の一部が他の地方自治体に囲繞されているエリアを言う。
例えば、近畿のチベットのさらに辺境の北山村は、周囲全てが三重県と奈良県なんだがそのチベット県の一部として未だに、、多分未来も存在する。
全村まるまるって稀有の例だが、市町村の一部が飛び地になっている例は全国に沢山有ります。


この山梨県の例だと、江戸期の米穀物流の必要上臨海部の拠点を自領化した事に由来するようです。それが飛び地にならずに単なる県所有の不動産になった理由が知りたいが、そこまでは調査が行き届かない。
いま東京には各府県の東京事務所なりなんとか会館が山とあるが当然自家物件もある。それと同じ話ってことで、面白くもなんともない。
だからあ、、面白いってこんなノリ(^.^)

タマネギくさい和泉ナンバーエリアには、岸和田市とか貝塚市とかがある。
ある岸和田市の住人が貝塚市エリアにお引越し...ところが登記簿を見るに、自宅は岸和田市!
つまり、飛び地だった。

従って未だに貝塚市議会や市長選挙の投票権はない。行政サービスや手続も岸和田市の出先が対応する。
学区がどうかまでは知らないが、なんとも不便なもんだから、岸和田市は貝塚市に有償事務委託を余儀なくされている.....

紆余曲折の果て、今は貝塚市に編入された筈です。
岸和田市としてみれば、多少なりとも人口が減ることは許し難いはず....アタシが市長ならば「買い取れ!」と言うところだが、、、、


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