2021年2月3日水曜日

教養小説から教養漫画へ

 


人格や学習の結果に由来する知識や行動様式の事を「教養」と呼ぶ。
教養がない!と言えばかなりひどい評価を下した事になるが、教養がある!と言うと...どことなく揶揄のニュアンスを込めた褒め言葉。

昨今はあまりはやらないが、警察組織では、未だに公然と使われているそうですが、語義としては「教育とか訓練」に近い。




一方で「教養小説」

Wikiを引用すれば.... 主人公がさまざまな体験を通して内面的に成長していく過程を描く小説のこと。

ドイツ語のBildungsromanの訳語ですが、ひどい訳語。

意味的には自己形成とか成長なんですが、、、


壁にぶち当たり、血や汗や涙を流してそれを乗り越えて一歩一歩前に進んでいくってクサイしシラケもあるが、皆んなが大好きなモチーフ。

これに、友情(自己犠牲...友のために死ねるか)、努力(川柳に何度も飛びつく蛙かな)、そして....勝ち取った勝利・栄光....けだしジャンプ漫画の世界観です。


今時「教養小説」なんか誰も読まない。代表的にはドイツロマン主義の頃の「車輪の下」とか「ジャンクリストフ」倭国だと「次郎物語や路傍の石」

アタシ的には、なんともがんばりの押し付けに白けるのですよ。

にも関わらず....漫画ならば易々諾々と受け入れるのが昨今の若者世代なのかね?

ようわからん...教養の極地は苦悩と屈曲の果ての...退廃、倒錯、耽美の世界なんて世紀末タイプの世界はまるでお呼びではない様だ。

もうアタシの時代は終わりかと...


銀魂...


silver ballって英語をあてるから、、、一時期少しだけ流行ったパチンコ漫画......じゃなかったわ!

パラレルワールド的なSF時代劇ですが、その世界観はけだし「教養漫画」である。




誰とは言わないが、誘われたもので渋々付き合った劇場用ファイナル版

予備知識皆無だが、坂田金時、西郷特盛、吉田松陽....みたいな聞いたような名前が群雄割拠する荒唐無稽...を突き抜けた...


途中から爆睡でよく覚えていません😔

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