森田真生さんの数学書...というエセーを読みながら、リベラルアーツについて妄想を更に廻らす
三学(トリウィウム)
・文法学
・論理学
・修辞学
四科(クワドリウィウム)
・幾何学
・算術
・天文学
・音楽
この七つの領域をリベラルアーツと言うが、今では基礎的な一般教養を意味する。
有り体且つ大胆に言えば「国語と数学」に尽きる。
論理的理性的な内容を知的なレトリックで塗して文法的に正しく述べる...コレがトリウィウムの到達目標であり、これが習得出来れば、あめつちをも動かし......猛きもののふの心も和らぐ、、、と紀貫之は喝破した。
かかるが故に、、、古今和歌集は理知的と言われる。
クアドリウィウムを「数学に如かず」とこれまた大胆に還元してしまったが、間違いではないと...
ある事を思い出した!
古典派の名曲の楽譜は「堅牢端正な数式の解法」に似ている、、、出典は忘れた。
絶対音感のないアタシには判らない言葉だが、言えることは楽譜は演奏されて初めてその素晴らしさの光芒を放つ。
演奏家に数学のセンスがあってこそ....多分これが幸せなマリアージュの数少ない例
数学とはなんだい?
かずに関わる諸問題を解くための体系的な手続きだと森田真生さんはいいます。
つまり...アルゴリズムなんだ!
話を単純に考えれば....二桁と二桁の掛け算...日常的に発生する「かずに関わる諸問題」の代表例だ。
苦もなく解に至る事をアメイジングだと思わないのはある種の想像力の欠如らしい。
あの「筆算」と言うアルゴリズム
これは一桁同士の掛け算とサルでも出来るだろう超初歩の足し算で構成される。
前者は嬉しい事に「九九」なる...トリウィウムの世界では当たり前のことで、体系化された定型文がわらべうたのように、、倭人は教え込まれている。
つまりは「国語と算数」の融合が問題を解決するのであり、リベラルアーツとはそういうものなのです。
こじつけながら、、上手くまとめたつもり(^.^)
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