2021年7月1日木曜日

女性ヴィラン

 

ヴィランとは悪役のことですが、魅力的で華がないとその称号に値しない単なる悪ガキ


ダースベイダー(アナキンスカイウォーカー)
ジョーカー(バットマン)

なんかが相応しい。
ネットの映画コラムに「女性ヴィラン」なんてしばしばみかけるが....悪女とは少しニュアンスを異にする。
英語ならば、Villan  の女性形は Villaness

ヴィラネスと言わないのかねえ?

アマゾネスとはいうのに、、


映画に登場するヴィラネスなんて、アタシの得意種目なんですが、、、昨今この手のコラムを賑わすのは、マーベル、ディズニー、DCのキャラクターばかりで

似たり寄ったりな造形の優劣を論じても面白くない。


まず、美しいこと

無論、賢さがないと単なる白痴美

慈愛をウリにする職業やキャラが相応しいが、実は無慈悲冷残で上から目線というのがいい。


ルイーズフレッチャー(カッコーの巣の上で)

キャシーベイツ(ミザリー)

グレングローズ(危険な情事)


以前のコラムでは、この三人をメダリストにしましたが、入替戦で、サラポールソンが繰り上がります!



ナースラチェッドは精神科病棟に君臨する冷酷無慈悲で優秀な看護師長。

映画の主人公はジャックニコルソンですが、彼の怪演技に負けず劣らずの...端正な、さすがなオスカー演技


彼女がかくも素晴らしきも恐るべき存在になったかという前日譚がネットフリックスで配信されていました



今は配信終了みたいで、実に残念ですが、諦めにはまだ早い。




あまり気にも止めていなかったし「母の愛情に包まれた車椅子の少女....」なんて涙腺刺激型な趣味はない。

がしかし、とんでもない奇怪なホラーだった。

ある部分「ミザリー」に似ています。

大衆向けロマンス小説作家が事故に遭い、彼の愛読者であるキャシーベイツの看護を受けることになる...

献身的に愛にあふれる看護の果てには、拘束監禁。

彼女の為だけに彼女が期待するロマンス小説の執筆が強要され、、、


古風に言えば、悪女の深情け、、なんですが、それに狂気が混じるのが今風だということ。

素晴らしき出来栄えですが、武漢株のおかげでアメリカンではネット配信だけ(でも記録的な配信量になったらしい)

幸いにも、倭国ではシネコン公開中

倭国の批評家の眼は厳しいが、まあ好みは様々



歪んだ母の愛情は暴走し、命の危険を感じた娘は脱出を図るが… 「RUN/ラン」を採点! | 文春オンライン母親のダイアン(サラ・ポールソン)と郊外の一軒家に2人で暮らすクロエ(キーラ・アレン)は、生まれつき慢性の病気と下半身麻痺を患っており、車椅子生活を余儀なくされていた。17歳になった彼女は、地元の大学…リンクbunshun.jp











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