値段が全てではないが、千円札でおつりがくる(最近は来ないお店もたくさんある)「料理」に星が一つ!とは天下の一大事
盛り切り汁丼が果たして「料理」かって疑問もあるが一般には好意的のようだし、美味い(と称する)ラーメン屋特集はグルメ本の定番
料理の定義は定かではない・・が、食事の「目的物」だけでなく、いわゆる「食事」を提供するプロセスまでを含む。
一番簡素な料理のスタイルとは「一椀一汁一菜」だ。
丼だけの一腕の食事とは、仏様のお供え物
卑しくもヒトザルであれば、まともな食事というのであれば、椀だけでなく汁に菜をそろえて三点セットで食するのが、作法にかなう。
そういう意味で「ラーメンだけ」で料理って・・・いかがなものでしょうか(笑)
だから「ラーメンライス」??
あれは単なる重ね喰い
しかし、この意見には有力な反論がある。
ラーメンとは、そもそも「一椀一汁一菜」を一つの丼の中に小宇宙的に凝縮した点で画期的であるという見解
ラーメンとは単純な・・・その気になれば誰でもできる料理であるが・・・
宇宙秩序の形成に成功できるかどうかがポイント
麺
汁
トッピング(チャーシュー・煮卵その他メンマとか・・) の三点セット
ある主の倭人的な世界観であり、和庭園や盆栽なんか・・・に似ています。
ラーメンが先鞭をつけたということで、B級グルメ産業が姦しいが、上記のプリンシプルに照らして料理という概念に合致するかどうかがポイントである。
粉もの・・をミシュランにって悲願はわかるが、あれは食事ではなく間食だ。
なにわっ子は三度三度の食事にタコ焼き!とは誤解も甚だしい。
蕎麦には、小宇宙が広がるって雰囲気はないが、ポン酒の肴には蕎麦がないと...
饂飩は・・・匹夫馬丁の食い物(・・・・って美学者の迷亭君がいうとります)に過ぎない(^^)
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