スティーブンキングのホラーサスペンスが好きな方はニヤリとし....そして不思議な思いを持つ筈だ。
彼のホラーワールドの舞台となるメイン州の架空の田舎町。スタンドバイミーの舞台も同じ名前の町だが、こちらはオレゴン州。
やはり、ホラーな世界はラヴクラフト以来の伝統で東海岸に限る。
過去の作品のさまざまなモチーフが登場する海外ドラマ
ショーシャンク刑務所が町最大の産業であり、
キャリーを演じたシシースペイセクが登場し、
コロラドのオーバールックホテルの狂気...あの斧を振り回す作家崩れの姪とか....
あとは怖いミザリーのお姉さまや道化師のペニーワイズの化身まで
五目混ぜご飯みたいな支離滅裂な展開の果ては見えない。
実のところは、途中で投げ出した。
彼の実力は「キングオブホラー映画の原作者」程度としか思えない。腕のいい映画職人の創作意欲をかき立てる存在だが、小説は一部例外を除き面白くない
架空ワールドに浸る楽しみ....
たしか桜新町の長谷部町子記念館ではサザエさんの街の土地分譲をやっていたことがあるらしい。
大きな絵地図があって、空き地や空き部屋が買えるのだ。程のいい金集め
部下だったOLが買い求めたのは、いくらちゃんの住むアパートの隣部屋。
しかしなあ....漫画であるが故に地理感覚がうまくイメージできないし、原作にもそのような言及はない。
なもんで....藤沢周平さんの海坂藩
東北の小藩という設定だが、ファンは庄内鶴岡の街と信じている。
海坂藩は、あれこれ短編や長編の舞台にもなり....ハマってしまった某有名作家は絵図面を自作するに至る。
小説に書かれた地理情報をジグソーパズルのように組み立てていく.....
豊後関前藩(坂崎磐根の昔の仕官先)でもいいが、やはり、海坂藩に如くはない。
なんせ、こちらは舞台の大半が江戸の下町。
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