無論、日本語ですが、設問の意図は「仮名だけ?あるいは漢字混じりですか?」という事。
単純な設問ですよ
帝が命じて編纂させたのですから献上された成果物(巻物のはず)を確認すればすむ話だから御物として存在している、、、だがその存在を聞いたことがない。
一体どうなったんだろう??
誰かがなんかを元にして書き写したらしい写本が民間に恭しく出回っているだけってなんかおかしくないですか
アタシ、さしたる根拠もなく大胆に言えば、オリジナルは「仮名文字」だけで編纂され、漢字は真名序だけにしか登場しないと思っている。
しかし、仮名文字だけって詩歌イメージが希薄になりがちだし、、きっと書き写すときに誰もが個人的趣味やらで漢字を適当に当てたに違いない。
漢字の混ざり方で、詩想がガラッと変わります。
最近プチ感動した恋歌
清少納言の曾祖父の古今和歌集収録歌ですが、あえて仮名文字だけで書いてみよう。
みつしおのながれ
ひるまをあいがたみ
みるめのうらに よるをこそまて
実につまらない(^^)
表意文字のない世界って耐えられない。
この世界(表音文字を捨てた国のこと)に安住している民族ってやっぱり苦楽を共にする気もないし同じ空気を吸う気にもならないとおもうのは当然だわ
漢字を使って補助線をひいてみよう
満つ潮の流れ
干間をあいがたみ
海松の浦に 寄るをこそ待て
満つ潮の流れ
昼間を逢い難み
見るめの裏に 夜をこそ待て
表風景は単なる海岸風景ですが、
裏読みすれば、、、、
激しい潮みたいな流れがデートの邪魔なのよ。
お昼は無理だから、逢うのは夜まで待ってね、、お願い....
和歌の約束事からすれば、使っている言葉は難しくはないが、なかにはトンチンカンなのもいて、失態を繰り返したんだろうなあ
例の「蟹すきが食べたいわ」とおんなじ、、、
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