たわいない娯楽小説だが、行きがかり上(過日の駄日記の承前)図書館から借り出し超速読。
著者はキューレーター出身だけあり、最初は美術系の作品が多く、これじゃ先はないと危うんでいた。
最近は素材が多岐になったが、、、まあこんなもんかもしれない。
聞いた事ありげなモデル等(既存の首相・女性を含めて)が登場するポリティカルエンターテイメント。
夫は浮世離れした超財閥の次男坊な鳥類学者
妻はアラフォーの才色兼備な知的サラブレッド政治家
野党連立政権の枠組や議会のボスの思惑から妻が第111代の総理大臣になってしまう。
内閣制度が始まって130年余りで、今の岸田氏で百代。平均在位期間は簡単に計算できますから、時代設定は今から十数年未来のこと。
あれよあれよって間に倭国の再建を成し遂げる入り口までの痛快な、、、、ところが驚天動地のコウノトリの来訪ってておはなし。
ある種の夫婦或いは家族の純愛ドラマなんですが、サブタイトルは「ファーストジェントルマン」となっていました。
アタシの視座からすれば、この作者に、、、アスハナイ(^^)
ちなみに、育児休暇をとった国会議員(オスザル)が倭国にもいましたが賛否両論。
もっとも起きた事象よりもやらかしたオトコへの好悪だなあ。
アメリカンではゲイカップルの現職大臣が育児休暇をとっていましたから、、、さすがに(要するに養子ですよ)
倭国では地方議会を含めてそもそも制度設計すらないと思いますよ(少なくとも稀)
南半球の某国の首相は「六週間の産休」をとりましたが国論に二分したとは聞いていない。
倭国の場合、女性総理の実現だって信じがたい上に懐妊って、、、医学の進歩で高齢出産が容易になったが、立法事実なんかあるとは(....ねえ)
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