歳の初めの名題かね(^^)
でも一年の悩みは早いうちに除去しよう....,
世に言う「三大悩み」らしいが、、、
しかしなあ「大男総身に知恵が回りかね」っていいますから、チビに馬鹿はいない筈。
チビだろうが馬鹿と言われるよりは遥かにマシ。
デブは多くの場合食事と運動に起因するから努力でなんとかなる筈だ。
努力もせずに怪しげなダイエット法に頼るのは「知恵が回りかね」なる証拠
これで悩みは二つ解決しましたよ(^^)
ということで、、、ハゲ
緑なす黒髪は美の象徴。
スキンヘッドでも美しいものは美しいが、、やはり王朝美學の世界では歯牙にも掛からない。
モップ代わりに使えそうなくらい長い黒髪なんてお手入れも大変だし、虱の巣窟。
見た目は官能の極地というのはかなり倒錯に近い
お手軽にシャンプーのCMソングでは矜持が許さないって(大袈裟な....)黒髪テーマの王朝和歌最高のツインピークス!
和泉式部の和歌を定家が本歌取り。
いずれが菖蒲燕子花というくらいに、、、実に素晴らしいのですが、詠みようでは時空を越えた相聞歌でもある。
定家の歌学によれは、本歌取りの基本ルールがあり、
本歌は著名な和歌集の名歌人の和歌であること
本歌の二句程度、文字は三ないし四文字に止める
取った句の位置は本歌と異なること
主題は変えること(春の歌を冬の歌にするとか)
よく言いますなあ(^^)って
基本ルールを本人が守っていないが、基本ルールは所詮は初学者向けです。
作歌技術の真髄は「守破離」にあり。
本歌に使われた「黒髪の・うち臥す・かきやりし」の三句、都合十四文字(総文字の45%)をそのまま流用していますし、主題もそのまま。でも微妙に恋の風景が異なります。
勝手に借用してきた現代語訳にケチつけるのは心苦しいが多少の誤解がある。
和泉式部の恋は疎遠になりつつあるが、、、今宵も訪ねてきてもらえず、哀しみのあまり倒れ臥し、あの時の黒髪に撫でやるオトコの感触に想いを馳せ、、🎵🎵 🎵「明日があるさ明日がある」ってことなのですが、定家の風景は終わってしまった懐かしい黒髪のそれを寝っ転がりながら、、、アタシ的には終わった恋なんだけど、あのこはまだ未練たっぷりだろうかなあと思い出している。
だって和歌集の恋部は終わりの巻になるほど恋の末路を詠じているのですよ。
後拾遺和歌集の恋部は巻四まで
新古今和歌集の恋部は巻五までです。
勅撰集のどこに収録されたかは、鑑賞解釈の重要な手掛りなんです
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