グッチ「館」とは言わないなあ。
グッチ「一族」が穏当だが、イタリアンマフィア映画風だから「グッチ一家」が一番相応しい。
ファッション界のゴッドファーザー一家のお話がドロドロ愛憎劇なイタリアンオペラに仕上がりました。
だから、アルパチーノも出演してます。
実話に着想を得たとの断りながら、堂々とグッチの名前やトムフォードまで登場します。
彼は一時期グッチのデザイナーとして名を成したことを思い出した。
牝鶏晨(ヒンケイアシタスル)とは、メンドリが時を告げるのは凶相。転じてメスザルが権勢を振るうと国が滅びるという書経の名句
ジェンダー論的には女性蔑視の極みだが、中華圏ではママあること。
蔑視というよりも畏怖あるいは恐怖かも?
西太后の浪費で日清戦争に負けたり、閔妃の浅知恵は、、国論を混乱させただけ。
倭国では悪女は居ただろうが、そこまでの事例は聞き及ばない。
実は皇統譜が最終的に「確定」したのは大正の初め。
審議事項はいくつあったが、当時としては史上最人気の神功皇后の皇位認否。
否認された理由はよく分からないが、先の二人の悪行が影響したって史家は言います。
女性天皇とかはない事にしたい!って、、今につながる意識が働いたのよ
パトリツィアレッジアーニは、グッチ三代目を籠絡し玉の輿にのり、あまつさえ経営権簒奪を目論み夫の暗殺をマフィアに依頼する、、、夫婦の愛憎に一族の確執が絡み、弁護士資格をもつ相談役が暗躍したりと、尺も長いが退屈はしない娯楽。
創作ですから、事実とはちがうし、悪女の決め台詞が出てこないのは、、、まあ残念
創作だからまあいいんですがね、、、グッチ一族がクリムトの「黄金のアデーレ」を所有しているシーンがあるが、あの当時はオーストラリア政府が所有し、正当な所有者とされるアメリカ女性との間で訴訟沙汰になったはず(今はエスティローダーのオーナーが実質保有者)
あと、ルソーの「夢」が飾られていたようだが、、、一瞬だったしこれはよくわからない。
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