春の風情のワンシーンなんですが、そんなに目が覚めるようなシロモノでもないが、、、、
歌題として多少は取り上げられてはいますが、
風景は月並。
むしろ「かさね色目」からの連想かなあ
上手く説明し難いのでお手軽引用させていただいた
色彩のコーディネートあるいはグラジュエーションの愉しみですから、今どきも流行しないのが不思議
今回はピンクと青(この時代はブルーではなく青味ががったグリーン。所謂青は縹色という)の重ね色目
当時のネーミングならば、桃色目か藤色目
イメージだけですが以下のような.....
倭国の美意識の高さには実に、、、って思う反面、ウールやコットンの無い時代ですから、温かく着るには重ね着しかなくて、、、そんな中での潤いのある生活の知恵。
みわたせば
柳櫻をこきまぜて
都ぞ 春の錦なりけり(古今 春上 素性法師)
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