2022年3月3日木曜日

賛成が42、反対が1....

 現代史に詳しいならば、この名題にはピンとくるはずです。

柳条湖事件から満洲全域の軍事占領という侵略行為に対するリットン調査団レポートの採択の可否決議の結果。

反対は大日本帝国だけ
棄権はタイ国(旗色鮮明にしたくなかった?)
投票不参加はチリ。多分総会に遅刻したんだと思われます(^^)

これを思えば、、、国際社会はプーチンロシアにはまだ「優しい」のか?

さる三月二日の非難決議は圧倒的多数で採択されたものの、結構な数の棄権票。

昔に比べて国際政治は複雑になったのだろう。

さて「非難決議反対」は.....


ロシア(当たり前だ)

ベラルーシ(後ろ盾ですから当然反対)

あとは、シリア、北鮮、エリトリア.....


最後の国って聞いたこともないが、早い話がベラルーシ以下はローグネーションばかりで、国際社会の一員に相応しくない連中だから、その発言は無意味だし、プーチンがやろうとしている事は「満洲に傀儡国家をつくろう」とした関東軍参謀部の蛮行以来だということです。

今時ならば、893の論理に反対しないのは893だし、お互いが「共生者」なんだ。

なお、クリミア半島併合反対決議(2014年)よりも、賛成票が増えて反対票や棄権票が減りました。

喜ばしい、、、というよりも法的拘束力のない決議は結果的に蛮行の繰り返しで無力だったということだし、今回の決議だって、、、



法の正義を司るテミス神が刃を引っ提げている意味はとてつもなく重いのですよ。

国際連盟で袋叩きにあった大日本帝国のその後は誰もが知る通り。

理性的でも論理的でもなかったし、、、追い詰められると非合理的な言動に走りやすいとも歴史は教えますし、、、NFL的に言えば、追い込まれた危機の土壇場での沈着冷静さでQBの真価が決まる。


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