欧米系のサスペンススリラーの定番的なプロットのひとつです。
卓越した特殊技術をもつ犯罪者。
加えてある種の倫理観や高潔性を有する
ゆえあって、犯罪者から犯罪者の対極に位置して活躍する.....
倭国ではあまり見かけないが、犯罪者を犯罪捜索の協力者に使う一番の秀作は鬼平犯科帳。
もっともセンターを張るのは元犯罪者ではなく、犯罪者を改悛させ、多分反対意見もあったかもしれないが説得し押し切った腕力や覚悟の程の長谷川平蔵ですから、やはり遠景。
あのキャラクターは吉右衞門さまに若かず。丹波哲郎や萬屋錦之介では駄目。
この作者にしては荒っぽいストーリー展開だ。
発達障碍のティーンエイジャーが天才ハッカー
犯罪者としと塀の中に閉じ込めるよりも、そのスキルを最大限に活用しようとする英国政府
ロシアの天然ガスパイプラインの破壊
イランの核施設の暴走
そして最後は北鮮のミサイルの誤射
目に余る蛮行を繰り返すローグネイションが片っ端から血祭りに上げるところは、、、痛快と言えば痛快
北鮮のミサイルが北京郊外に落下した事で、流石にプーさんは激怒、、、大元帥様はチャウシェスクの二の舞になりました。
ハッキングによる破壊活動については知りませんが、主人公のハッカーにはモデルがいるようです。
ハッキングに一番詳しいのはハッカーなんだから、性格如何だが、協力者として超法規的に使ってみるのも手なんですがねえ.....問題を起こすと責任問題になるなんて考えるような組織や役人にはやれっこないから、どっかのデジタル官庁は、、、、
ヒトザルを使うコツなりプリンシプルはこの名題の通りでほかに何もない。
ちなみに出典が思い出せない。どっかの史書のはす。
一般的には清代の誰かのアンソロジーと言われるが無論更にその先が本当の原典
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