2022年12月1日木曜日

仏教(3)

 仏陀が遭遇した世間や人生の実相、生・病・老・死。この出家のきっかけとなったことを「四門出遊」なんぞという。

修行の果てに悟りを開いたが、僭越ながら大層なものとも思えない。しごく平明な真理の体感(....というか真理ってそんなものであり、難解をウリにするのは怪しげだと断定しても構わない)

人生が苦(思うようにならないもの)ならば、対処はふたつ。
荒業苦行もそうだが、しゃにむに力任せにブレイクスルーするやりかた。
今ひとつは自暴自棄享楽快楽に身を委ねる、、だが普通に考えても両極端は宜しくない。
偏らない「中道」こそ、心静かなメンタリティ。その精神状態に至る・保つ方法が「四諦」である。

四つの「真理」という意味です



まず「苦諦」

人生はままならないものだと認識すること

次に「集諦」

苦の原因を探究すること。

苦の原因をまとめて「煩悩」といい、煩悩がなくなった状態が「涅槃」

「滅諦」

苦がなくなればこころが安らかになる事を実感する

最後に「道諦」

滅諦の具体的な実践方法を学ぶ事


実に分かり易いし、仏陀の説教(転法輪という)とはこれだけが基本教理ですが、具体的な実践方法が体得できないとはなしにならない。

それが八正道(八つの正しい実践方法)として提示されています、、、まあ当たり前の素直な生き方だが、当たり前って難しいのです。




十善戒なるものがある

宗派で多少の异同はあるが、まあ似たり寄ったり

アタシが忌避する戒律には「不飲酒」があったりとか、、、 (^^)

ともあれ、こころのもちかたを正しくし、結果行いも正しく禍を呼ぶ口舌もなくなる、、、、




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