仏陀が遭遇した世間や人生の実相、生・病・老・死。この出家のきっかけとなったことを「四門出遊」なんぞという。
修行の果てに悟りを開いたが、僭越ながら大層なものとも思えない。しごく平明な真理の体感(....というか真理ってそんなものであり、難解をウリにするのは怪しげだと断定しても構わない)
人生が苦(思うようにならないもの)ならば、対処はふたつ。
荒業苦行もそうだが、しゃにむに力任せにブレイクスルーするやりかた。
今ひとつは自暴自棄享楽快楽に身を委ねる、、だが普通に考えても両極端は宜しくない。
偏らない「中道」こそ、心静かなメンタリティ。その精神状態に至る・保つ方法が「四諦」である。
四つの「真理」という意味です
まず「苦諦」
人生はままならないものだと認識すること
次に「集諦」
苦の原因を探究すること。
苦の原因をまとめて「煩悩」といい、煩悩がなくなった状態が「涅槃」
「滅諦」
苦がなくなればこころが安らかになる事を実感する
最後に「道諦」
滅諦の具体的な実践方法を学ぶ事
実に分かり易いし、仏陀の説教(転法輪という)とはこれだけが基本教理ですが、具体的な実践方法が体得できないとはなしにならない。
それが八正道(八つの正しい実践方法)として提示されています、、、まあ当たり前の素直な生き方だが、当たり前って難しいのです。
十善戒なるものがある
宗派で多少の异同はあるが、まあ似たり寄ったり
アタシが忌避する戒律には「不飲酒」があったりとか、、、 (^^)
ともあれ、こころのもちかたを正しくし、結果行いも正しく禍を呼ぶ口舌もなくなる、、、、
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