2022年12月22日木曜日

先制攻撃

 




あえて誤解されそうな鬼面人を驚かす物言いから毎度のように(^^)


戦争はスポーツと同じで上流国民(貴族とか)のやる事であって国民が総力戦的に巻き込まれ惨禍の憂き目や塗炭の苦しみに喘ぐようなものになったのはWW1からのこと。
欧米(とりわけ欧州)の意識に大変革をもたらす事になったのだが、倭国だけは潮流の変化を実感する事なく、欧米のもがきながらの帝国主義脱却をものともせず、遅れてきた19世紀的帝国主義者として「戦争はカネになる」ことに味をしめただけで、1920年代以降の国際政治がまるで理解できていなかったらしい



憲法第九条って特段画期的でもなく、1928年の不戦条約が原型(日本もスッタモンダの果て批准はしました)だと言われます。さまざまな軍縮もまた然り。

諸国が須く理想的に行動する訳ではなく、軍備を縮小したが故にローグネイションの跳梁を招いたこともまた事実。ワイマール憲法がナチスを跋扈させ、軍縮のおかげで軍備貧弱な英仏はドイツの侵攻に手も足も出なかった。
このあたりは、顕教と密教みたいな関係で、内心はともかく建前の議論........平和的な国際体制構築に腐心する欧米諸国に冷や水を浴びせたのが、1931年の満洲事変。錦州空爆(天才石原参謀発案の世界初の空からの無差別攻撃)やら大権侵犯以外何者でも無い朝鮮越境派兵を含めて一連の行為は国際法が認める自衛戦争とはとても言い難く、明らかな条約違反だし、それ以前に道義にもとる
西洋を震撼させ、倭帝国の信頼は地に堕ちた、、、とまでの想像力はまったく働かなかったらしい。
これが許されるならばなんだありって....ヒトラーやムッソリーニにお手本を享受したようなもの
つまり、ガラス細工みたいな1920年代の戦争のない国際協調体制をちゃぶ台返ししてしまったのが、倭帝国、具体的には脳細胞が筋肉だけで出来ている関東軍、ガバナンス力のない軍中枢と軟弱弱腰な中央政府、さらに戦争はカネになる(部数が増えます)と煽った無節操な大メディアだということになります。

加えて昨今はこの時代にはいなかった「戦争の顔をしたメスザル」の跋扈までが、、、目にあまる。


その先に何が起きるかは、、既に見えつつあるというか見てしまった。

デジャヴって、ホラー映画の重要な因子のひとつですが、今アタシが観ているのは、、、映画ならばいいんですがねえ



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