2023年1月3日火曜日

挨拶のお作法

 893社会も国際外交も、はたまた戦国大名も有事だろうがそうでなかろうが一応のお付き合いの「プロトコル」はあるはずだ。

万国公法的にはややこしい物言いになりますが、、、

国家の承認・一定の領土とその人民を有効に統治していると認める事
国交の樹立・今後平和的なお付き合いをしようとする事
国連加盟に賛成・国際社会の一員たる資格がある事



本来はそれぞれが排他的のはずなんだが、大抵はセットもの。ややこしい地政学的な駆け引きもあります。

北鮮なんか一項は否定し難いが三項なんかとんでもないし二項は論外。もっとも国連追放となろうがなるまいが振る舞いがまともになるとは思えないし、安保理の意見が一致するはずがないから、舐めてます。


しかし品位のない振る舞いは身を滅ぼします。

あてこすりや皮肉めいた言辞はお正月くらいは控える方が良い。


ある年のお正月

甲斐の武田から三河の松平(徳川)に、、今風には年賀状が届きました。


松枯れて 竹(武)類なき 旦(あした)かな



新羅三郎義光以来の名家であり最強の騎馬軍団を有する武田家。地の利さえ良ければいち早く京洛に風林火山の旗印が翻ったに違いない



片や、、、南條範夫氏が唱える徳川氏賎民出自説はともかくも要は下級国民からの成り上がったことは確からしいから、秀吉と大差ない。

だからといって見下したような上から目線はよろしくない。攻め滅ぼされて、、、しかしながら他の名家のように小規模な大名としてすら存続出来なかったのは、こんな振る舞いをしたからですよ(^^)


ちなみにある方の「読み解き方」


松枯れで 武田クビなき あしたかな





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