2023年1月20日金曜日

マルサスは言った

 


昨今は、時代遅れと馬鹿にされ顧みられる事が少なくなりましたが、、、、昨今の「少子化対策」

本気度がどうかって気もしますが、今そこにある危機への対処は分かりやすいが、長期的な視座で取り組む課題は先送りされやすい。



ヒトザルの二大欲求は「食欲と性欲」である。

性欲は出産に結びつき、人口は等比級数的に増加し、

食欲の背景である食糧生産は等差級数的にしか増加しない。

これらから貧困と飢餓がもたらされ、戦乱、疫病やらで、、、、最後は「摂理」が働く、、、、のですがね

実のところ、食糧生産技術の高度化とバースコントロールの進展から、マルサスの人口論は破綻した、、、筈なんだが.....


しかしながら

自給自足体制ならば問題視しないが「交易」が支える食糧供給体制は脆弱と言わざるを得ないし、内国であっても化石燃料が生産と物流の基層にある(未だに油の一滴は血の一粒)

一方で、昔ながらの家庭感こそ倭の美風。

生殖に結びつかないようなライフスタイルは「生産性が低い」とくちばしる保守派が一定の勢力をもつ。


なげやりに諦観すれば、こんなザマだから「少子化は天の配剤」なのですよ。

今の食糧自給率を慮れば、倭国の江戸期の人口が環境容量に合致していると、、、

戦前には激増する人口問題の解決もあり、大陸進出や南米移民を企てた事を思い出せばいい。

幸か不幸か新兵の原資には事欠かなかったようだが、

いまどきは、、、、


少子化対策よりも、自衛力強化を優先って理論的には正しい。

いまから沢山子供産んでも「戦力化」は四半期以上先でしかない。かのローグネイション共はそれまで待ってくれるかしら?


政権批判勢力ってどこまでアホなんだろう、、、

昨今のリベラルは、憂国というよりも第五列(内部攪乱分子)にみえてならない。

あっと、、、保守にもその臭いがする



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