単に浮かれているだけはアホってもの。
儘ならぬことばかり、、、かといってめげてばかりもしょうがない。
膝は屈しても頭(こうべ)は上げる.....が、歌人の羽根飾り(心意気)
雪のうちに春は来にけり
鶯の凍れる涙
いまや 溶くらむ(藤原高子)
ものおもへば
こころの春も知らぬ身に
なに鶯の告げに来つらむ(建礼門院右京太夫)
どちらの女性も不幸な生涯だったようです。
当時のことですから、オンナの一生はオトコで決まる、、、を絵に描いたような
業平との恋が不幸の始まり。
引き裂かれて東宮の妃になり皇子は天皇に、、、まではまだしも、我が子は史上唯一だと思いますが宮中殺人事件の容疑をかけられ、、、その後退位。
そして、理由は判然としないがオンナは不倫疑惑から宮中から追放され、杳として身はわからなくなった。
平家の貴公子に愛されて、寂しい晩年となった女性たち。
資盛、清経、、、の三兄弟は重盛のお子達。
平家物語では父を諫める思慮ある人物だとされるが、実際のところは、、、親の因果か三人とも死に様が武家らしからぬ女々しさ。
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