2023年1月22日日曜日

勾当内侍.....

 



比較だけの事だが、

めめしい平家物語
おおしい太平記


簡単に言えば、女性が活躍しない世界だから、太平記はドラマ素材になりにくい。さほどでもない女性にそれなりの女優を配しても元が元だけに輝くことはまずない。

太平記の時代は「義よりも利」

裏切り・寝返り当たり前な男性原理の時代ですから、メスザルが活躍する場がない。

あちこちサーチしても


便佞阿野廉子

貞淑顔世御前

美女勾当内侍、、、くらいなもの


しかしいずれのメスザルもその意図はなくとも(あった可能性は否定しないが)オスザルを没落させた事は共通している。


阿野廉子は後醍醐帝の妃。寵をかさにきて政治に介入し、武家が後醍醐帝を見捨てる遠因となった。

牝鶏晨すると碌な事はない(無論、雄鶏が束になっても敵わない牝鶏だっています)


顔世御前の夫は塩谷判官高貞。高師直の讒訴により横死したが、その原因は師直の横恋慕。

吉田兼好に恋文の代筆まで頼んだが甲斐なく(^^)

顔世御前も上手くあしらえばよかったのですがねえ

ここいらのプロットが仮名手本忠臣蔵に使われています。


最後が、新田義貞敗北の陰に隠れた傾国傾城の美女

しかし「勾当」とは単に事務官の事だし「内侍」は女性。つまり勾当内侍=秘書室のヒラ秘書(最高位の秘書室長は尚侍、室自重は典侍です)だという普通名詞なんですが、


太閤=豊臣秀吉

判官=源義経


のように普通名詞の固有名詞化が起きるくらいって、物凄い知名度となったが、本名不明で事跡もようわからん。義貞は出陣すべきタイミングなのに何時迄もイチャイチャして勝ちを逃してしまった、、、かも

きっと尊氏の弟の直義のハニートラップに違いない!なんて妄説を口走るのはアタシくらい。

大河ドラマでは、、、このツーショット!

新田義貞は萩原健一が演じたと記憶していたが、降板し根津甚八の代役。

これは記憶になかったが、「絶世の美女」が宮崎ますみ、、、、、かなあ?



真面目に知識を得たいならば、こっちの方がまだましかな?




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