言葉遊びを
縁語的にしりとりが起承転結、、、してくれたら嬉しいが(^^)
今どきは、、、雨傘よりも日傘なんですが、絵になるのは雨傘(と言えばモネに失礼かな?)
ここいらあたりは個人の趣味
実はこの「奇妙な」ルノアールの絵画が大好きでして欲しくてたまらない。
残念ながら、少し大き過ぎるし(概算で縦200、横100)今の所有者がロンドンナショナルギャラリーだから売り飛ばす可能性は皆無だ
何が奇妙なのかは、あちこちに書いてますから略して、傘の和歌のはなし。
傘の歴史は結構古いのだが、実用的に使ったのは傘ではなくて笠(当然蓑とセットになる)
だから、数は少なくて「笠」の和歌だけ。
伊勢物語にも「鶯の花をぬいてふ笠」なるものが登場しますが、本日の歌題にあわないので略。
で、後醍醐天皇がクーデターに失敗し笠置の山中を逃げ回っていた頃の和歌
さして行く笠置の山を
出でしより
あめが下には 隠れ家もなし
太平記には御製になっていた記憶があるがこれはあやしい。あまり歌才のない側近の代作に違いない。
スメラミコト風の風韻に欠けるし、縁語掛け言葉のレベルが月並み。
本人の作品ではないが、太田道灌の「実のなき山吹の花」の方がはるかに風情がある
しかしこの和歌は醍醐天皇の御子である兼明親王の作である。
七重八重
花は咲けども山吹のみのひとつだに
なきぞ「あやしき」
後拾遺集では「悲しき」ではなくて、不都合だったとか心苦しいという意味の「あやしき」になっています。
ネット駄文の多くは、兼明親王作と知りながら「悲しき」と書く無神経さ。
この和歌の背景からすれば賤が屋の少女ならば「悲しき」だろうが、親王の立場なら「あやしき」が妥当。
ここから一気に硫黄島の最後の日に話題は飛びます。
数少ない英霊の名に相応しい皇軍の将星
栗林忠道中将の辞世の句
辞世の句としてはさほどのものでもないとはおもうのだが、なんとまあこの電文を受け取った大本営はあろう事か「悲しきは武人として余りに女々しい」とでも。最後を「悔しき」と改竄し公表するという暴挙にでた。
いやしくも辞世の句を勝手に添削するのは、、、そんな冷血動物のような連中が「神と祀られ、、、」本当に分布相応なもったいなさだ。
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