2023年8月29日火曜日

麻布六本木

 



歴史的にも地理的にも、六本木は麻布の一部です。

だから、警察も税務署もネーミングは「麻布」
しかし、実際的にはイメージはかなり別物


倭國随一の万能人あるいは普遍人である平賀源内の事をネタにしようとして、、、リサーチする事が多過ぎるし、不得手な分野ばかりだし、いつになるやら(^^)



ねなしぐさ(根南志具佐)


彼の戯作本ですが、かなり引用と洒落諧謔がキツい抱腹絶倒本

宝暦年間の滑稽本の類だから、古語辞典が無くても意味はわかるはずだが、、、




御弟素戔嗚尊、御性質甚だキャンにてましませば、何事も麻布にて、様々道楽をなしたまう.....



何事も麻布って?


一体何のシャレだか皆目解らないし、古語辞典じゃ歯が立たない。

麻布と書いてはいるが、六本木のことのようだ。

六本木の地名の由来は諸説芬々。

あたりに「六本の木」があったらしいが、どこやらよく解らず「気が知れず」の洒落だとか(^^)


ならば、界隈に「木」に由来する大名屋敷が六つあったから六本木なる説は成り立たないことになるのだが、また「気がしれない」の洒落の異説に曰く


麻布六本木は、

青山

赤坂

白金

目黒、、、と風水思想からの四つの方角に比定した色に因む地名に取り巻かれているが、仏教でいう五色のひとつである「黄色」がない。つまり「気が知れない」



なにが正しいか?なんて今更よく解らない。

何事も麻布六本木だなあ(^^)、、なんて言われたら「気がしれない性格」だと言われているってことなのですよ。






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