2022年6月30日木曜日

夏越祓

 


六月は水無月
陰暦だと一年の半分が過ぎ、月が変われば秋
半年の汚れの禊をするのが、夏越の祓(残りの半年は年越の祓の持ち場)
夏越払いは水無月祓とも言う。



能にも「水無月祓」なる演目がある(写真は鐡仙会舞台の写真をお借りした)
行方知れずのオンナとこの日賀茂の神社で巡り合うお話ですが、待ち人再会の伝承を背景とする祭事でもなく、単なる舞台装置。

だから、別れたあの人に再会したい、、、なんて気持ちでお祓いに出向くようなら厄いを招きかねない



この祭事には「茅の輪」くぐりが付き物だが、
神社の由来縁起に関係なく客寄せ的に行われているのは如何なものか。
祭神にスサノオがいないのならば本来はおかしいし、、、それにこの映像のこんな呪文じゃダメ!


水無月の夏越の祓するひとは、千歳の命延ぶというなり....


アタシにはあまり馴染みがないのですが「蘇民将来子孫」なる護符がある。
なんのことだか、サッパリなんだが、蘇民将来とは貧しいが心優しいオトコの名前であり、その末裔だということを意味する。


ある日旅人が一夜の宿を乞うが、富める兄者は邪険に追い払い、貧しい弟が細やかながら心温まるもてなしをした。
この旅人こそ荒ぶる悪神(悪はワルイなる意味ではない)スサノオの化身
相手の対応次第で災厄をもたらしたり、幸いを与えたり...
旅人は茅の輪を纏うように蘇民将来の一家に告げ、旅の途についた。しばらくして災厄が辺りを襲い...茅の輪をまとった
蘇民将来の家族だけが難を免れた。


難渋する旅人を貧しいながら精一杯のおもてなしをする事で幸いを呼び込む伝承は「謡曲鉢の木」もそうだし、、、これって鎌倉殿の十三人には....多分出てこないだろう。この名作は暖をとるために秘蔵の盆栽を炉にくべてしまう事が有名だが、蘇民将来と同じようになけなしの栗ごはんを振る舞うのでした(ちょっとうろ覚え)



つまり、本来は年に二回の大祓は公的な神事なんだが、民間伝承的なスタイルとなって我々の日常と共に命脈を保っているということ。夏越払行事食やら和菓子なんかもあります。

無論、神事にまつわる食い物には美味いものなし。

危険な暑さが続く時期。

ハシリの鱧のお鍋をたべル方がよろしいかと(^^)





2022年6月29日水曜日

ねてもさめても、、、ただあなただけ

 コールポーターの名曲、Night and Day



あまりな名曲ですから、分かり易く(多少品下がるって気もしなくないが、、、)



それが百人一首の世界だと....


解釈を間違えていけないが、夜は燃え上がるように身を焦がし、昼間は消え入るように物思いにふけっていると心情を吐露します。

つまり、、、寝ても覚めてもただあなただけ


詞花集なる勅撰和歌集収録ですから名歌です。

時代は十世紀半ば、、、この頃の和歌は分かり易い。

最初の五句、七句は序詞で「燃え」を引き出すだけですから、字句の使い方としてはあまりに勿体ないし重層的ではない。


少しだけ時代は遡りますが、清少納言の祖父(あるいは曾祖父)の勅撰和歌集(古今集)収録歌


満潮の流れ干る(昼)間を

逢ひがた(潟)み

海松(見る眼)の浦に

寄る(夜)をこそ待て


趣旨は多少違います。

寝ても覚めても想いは同じなんだが、昼間は人目を憚るから、夜まで待ってね

それに干潮のころは小舟じゃあの干潟は無理だから、夜の満ち潮まで待っておくれよね....


昼と夜の対句ならば、好き嫌いはあろうがこちらの方が遥かに技巧的だ。

2022年6月28日火曜日

牛蒡の天麩羅

 権力へのギラついた欲望

マウンテングに浸る自己陶酔

余録としてのカネやオンナへの渇望

無論、国益や主権者の為に粉骨砕身する自己犠牲のスピリットもあると思いますが、、、、




そんなことよりも政治に一番大切な事は、写真の三つの英単語だと主張し、参議院選挙に参戦

思い出すに「友愛」とやらを掲げた宰相がいましたが、、、トラストミー....でこけた

党派というよりも、互助会かなかよし倶楽部。

悪いとは言わないが、、、でもアクセスカウントが信じ難い。

素直に数字を信じるほどお人好しじゃないアタシでして、、、



国家社会主義労働者党(俗にナチスと呼ばれた)

ヒトラーは創設者ではないが、二代目党首で党員ナンバーはシングルだそうな。

しかし党員名簿では五百番台だそうです。

どうも党勢が天麩羅らしくて、党員名簿は501番から始まっているとのこと。


このどじょうだかごぼうとかなんとかなる政党も天麩羅が似合うみたい


団体様がやってくる

 海外からの団体観光の受入が始まるのは慶賀の至り、、、なんですがね。


内国の多くの倭人にとって嬉しくもなんともない劇的な円安、、、外貨建て資産や金地金の持主はほくそ笑んでいる事はさておき

観光界の期待は、今までよりも為替差の二、三割多めにお金を使ってくれることだろうなあ。
為替水準に変動してお財布の紐がキツくなったり緩んだり(^^)

でも、受け入れマニュアルを読んでもロクに書いてないのですが「観光客は所定のワクチン接種」が与件ですよねえ。
むろん「マトモなワクチン」ですよ

中共は「青地区」と言うことで入国が可能ですが、彼らが接種しているのは国産の「水ワクチン」
まともなワクチンでない証拠に海外では今やまったく相手にされなくなってしまった。中南海も分かってはいるが、欧米ワクチンの輸入なんかしようものならばメンツが潰れる(無論一部の特権階級はうってるでしょうが、、、)

やっとわかった、あのゼロコロナ政策の本質

感染症と全面戦争をやるのはいいが、そんな劇的な致死率の病毒ではない。ワクチン、検査体制、治療体制が充分ならばウィズコロナが合理的だとはアタシでもわかる。

ゼロコロナの旗印の元、、、天文学的な検査費用をかけて、陽性者がでれば激しいロックダウン。

つまり、ワクチン接種が「実質的に出来ていないのと同じだから」嘘がバレないためにはそうするしかないわけだ、、、、


そんなローグネイションの民を受け入れると言うのならば、、なんとも度胸のあることだ(^^)




2022年6月27日月曜日

Your Majesty

 正式な全名は


Elizabeth Alexandra Mary of Windsor

だそうです。
さまざまな称号をお持ちだが、そんなことよりも、まずもって「至高のボンドレディ」であらせられたこと

我が皇室では.....周りが頑迷だから無理だな(^^)



世界で一番著名な女性のわりに銀幕でセンターを張ることは少ない。

WW2でナチスが降伏した夜、王女様は妹のアンと共に夜の倫敦に繰り出した、、、史実だとされる



いい映画だとおもうものの、、、王女様はキュートなんだが、タイトルが不味い。

どうしてあのオードリーの名作にちなんで「ロンドンの休日」にしなかったのだ!


在位70年記念の一環なんだろうが、初めてのドキュメンタリー映画



かなり神経を使う作品だっただろうなあ。畏怖と敬愛の念、多少の建設的批判を交えて....立ち位置が困惑したままの製作だったからか特段推奨するものでもない凡庸な作品

折角のキャラクターを生かしきれない。

つくづくと(不敬を顧みずに申し上げれば)彼女は気品はあるが美人じゃない(こんな映画からでも学びはあるのですよ)

しかし、年功というか風雪の果て...かくも美しく老いた気品美な女性は他にいない。

世阿弥風に言えば


美しいとは時分の花

気品があるとは真の花


美しさを保つご苦労は大変みたいですが、あんまりシャカリキになっても無駄な努力って事。むしろ気品を磨き上げる努力をする方がマシですよ。

倭国の美魔女CMの気持ちの悪さってそういうこと



しかし....気品って?上品とは違います。

仏蘭西語の単語ならこれだ(塩野女史の辞書だと「官能的だが下品ではない」とされる)


elegance 



N党の本質

 政党の要件はさまざま。

しかし、政党助成金の交付対象は以下の通り


政党助成金は議員割部分と得票数割部分があり、かのN党にすら令和三年度は167百万円(過半が得票数割)が交付されている。

この制度自体疑念の山だし、制度設計時になんとか自分も貰いたいと捻じ込んだ泡沫政党もあり、かなり歪んでいる(原案は一項だけだと記憶している)日共は受け取らない頑固の姿勢を堅持しており、これは賞賛に値します。


N党のワンイシュー(公共放送のスクランブル化)には賛成だが、政党として支援に値するかは別。




この選挙ポスターは如何なものか?

いみじくも「政治活動よりも助成金交付」が大事という思惑が透けて、、、どころか見え見えではないか

助成金交付制度が政党ひいては政治を堕落させたことの紛れもない証明です、、、いやいや党首だって最初は政治信念からだろうが、いまの様見れば助成金ビジネスに見えるし、魂をかなり腐敗させているのかも?


主張に賛同して一票を投じた主権者はよく考えてみるほうが良い。

2022年6月26日日曜日

くにもり

 天下をとるにしても、、、小さく産んで大きく育てましょう。

ガレージカンパニーですよ(^^)



口先だけの尊皇愛国政党たる自由民主党を乗り越えて真正保守をめざそう!



初めて「党歌」なるものを聴いたが、、、こりゃ昭和維新的アナクロニズムであり、党勢は伸長するはずもなく、いまや四裂五分。

あの懐かしい数寄屋橋交差点の街頭演説は、、、歴史の彼方



いまどきは、、、これ



今ふうなアナクロニズムとは斯様なものか?

自民党のリベラルの装いを剥ぎ取れば、かの党派の中の国体明徴派はこんなものかも。

桜井某女が耳元で囁くコロシモンクみたい(^^)


かつて村山社会党はやむを得ない事情から自衛隊容認に路線転換。ピュアな党員や固陋な支援者は雪崩をうつように離反し、今に至る(何だかんだ言われてもコミュニズムの看板を降ろさない日共はこの故事を忘れないのだ)

分派した党員は「新社会党」を結成し、一部の地方議会には議員を送り込んでいます。


さてこの新党、中身が皆目わかりません。

綱領のない政党って、、、教義のない宗教団体みたいなもの(珍しくはないが、あったとしても漠然)

しかし、自民党も変に大衆迎合的にリベラルを装えば右翼バネが働き....今回はまだ無理だと思いますが、、、


基本政策の抜粋です、、、もう少し工夫しないまとあまり受けないなあ。

国防予算と防災予算を倍にして消費税をやめちゃうんだって。つまり「所得配分見直しとか格差是正」とは、カネモチを貧乏にすれば格差はなくなりますが、富裕層を困窮させても貧乏人が豊かになれる訳ではない

一次が万事こんなんだもんなあ


一、
二、
三、国防力強化 国防軍創設 国防予算倍増.....
四、デフレ(スタグフレーション)下の消費増税絶対反対 消費税をゼロパーセントに
五、
六、デフレ(スタグフレーション)脱却へ 積極財政で内需拡大
七、税制改革等、所得配分見直しと国民の格差是正で、一人の失業者もいない日本へ
八、
九、国土強靭化、防災予算を十年間倍増し、国民の生命と財産.....
十、
十一、
十二、食糧安全保障体制とエネルギー安全保障体制の確立


2022年6月25日土曜日

参政党

 アタシの以前からの意見は、、、


有権者登録制度の法制化(強固な意志として選挙制度に背を向ける我の確立を目指す)
貝殻追放投票の導入(こいつだけは赤絨毯の上を歩かせない主権者の主張)


なんですが、、、前向きに「投票したい政党を自分たちで自主的に設立」というやり方もある。

政党は「非営利の任意団体」ですから、だれでも簡単に作れます。が活動原資を得るため(政党助成金や政治献金)にはちゃんとした法人格を持つに如かず。

政党助成金をもらうには「実績」が必要だから、先ずは選挙に立候補し、当選するなり一定の得票数が必要になる。

泡沫政党にはカンバン、ジバン、カバンがないから、比例区で戦うしかない。10人の候補者を擁立すれば、みなし政党になれますから、メディアもまったく無視は出来ないが、、、供託金(参議院比例区でひとり六百万円)がなあ、、、CFでなんとか工面し、後はウェブを駆使したインターネット選挙を展開。



話題の「参政党」....まあ、アタシみたいな野次馬が揶揄まじりながら惰日記に取り上げてくれることもあります(^^)

泡沫政党にしてはかなり本格的。

怪しげなN党や絶滅危惧種な社民よりも頑張りそうな気がしないでもない。


インターネットだけの政治活動や選挙運動が効果的かどうかには疑念があるが、貧者のコアコンピタンスとしてはこれしか無いわけで、、、まあ、やれるだけやってよ。


2022年6月24日金曜日

母の日、父の日、親の日

 父親に対する畏敬の念

母親に対する恩愛の情、、、まあ人並みにあるつもりだが、、、今頃あたりに母の日や父の日があることは知ってはいるが、それがどうしたって言うのよ


アタシは「まったく予定のない」少数派らしいし、だった(^^)

別に年間通して何もプレゼントをしなかった訳ではない。なにかと気の利いたものを探し出して贈る趣味はあるが、あざとくわざとらしく商魂に乗せられて同調するのが嫌なだけ。


アンケート設計がおかしいとかサンプル数の問題とか、、あまり信頼出来そうな調査結果とも思えない。

母親をシカとして父親だけ?ってどんな親子関係かしら、、、父子家庭かしら?



アンケートの前提となる用語の定義が分からないので断定的に論じ難いが、、、

片親なる言葉が「差別的」らしいなのかどうかは知らないが、昨今は「ひとり親」と言うようだ(変な倭語だと思いますがねえ)

メディア的にフォーカスされる割に予想外に少ないって個人的な感想。

保育園や幼稚園ではひとり親への「配慮」から、母の日や父の日イベントをやらないそうだが、、、配慮かも知れないがダーバーシティではない。


ひとり親世帯であっても祖母が代わりに奮闘している事例はアタシの周りにはそこそこありますし、、、無論かなりミゼラブルなケースが多いだろう事もわかりますが、なんだかんだ言う割には「法律婚に基づく男女(と子女)で構成される世帯(家族と同じ意味で使っても構わないのかなあ?)」が大多数であり、立法事実として法律が起源的に想定する家族観を変えるほどのものとはまだまだ言えないだろうなあ

法は元来保守的であり未来を先取りするのは苦手。

決め事だから、法律婚主義をやめても苦しゅうはないと思うし(補足すれば事実婚も法律婚と同じ権利なり義務を認めると言う事を含め)、同性婚を認めてもいいんですよ。憲法違反なんて訴訟テクニックを使わずに、堂々と憲法改正を打ち出せば、、、アタシは賛成するがなあ、、、


このあたりの急進派の目指すべき方向がよく分からない。

夫婦別姓

同性婚

事実婚、、、これらが同時に成り立つ求めているわけではないんだなあ

2022年6月23日木曜日

アパレル興亡

 どうやら学部の後輩らしい。

競争部のレギュラーでもあったらしい。
金融業界から文筆の徒へ
ジャンル的にはビジネス経験に裏打ちされた経済小説を主とするが、小説として格段におもしろいと思うかどうかは、、、

しかし、これは実に読み応えがあった。



裁判官の世界を描く「モデル」小説

司法の巨人なる人物が登場しますが、きっとあの最高裁長官に違いない(御子息はアタシの勤務先の先輩で在職中に亡くなった)

どっちかというと、青法協をはじめリベラルな判事への共感を醸す筆法であり、コレが産経新聞連載とはさぞかし怒りの投書の山だったに違いないし、文庫として刊行される際には岩波ですから、、、これまた物議を(^^)

他にもモデルがいるに違いないが、その世界にいる方々は分かっているのだろうが、当然ながらSNSに書き散らかすようなリスクは犯さないから、アタシにはよく分からない。



それに比べれば、こちらはアパレル世界の栄枯盛衰絵巻物ですから、衝撃度は穏和。

一応アパレルもやっている企業の片隅にいましたから多少の土地勘はあるし、面白いエンタテインメントとして読み切った....が、なんとあの高踏雑誌である「世界」に連載されていたとはなあ

センターを張るのか東京スタイル社とサンエーインターナショナル(この二社だけは仮名で登場)一世を風靡したアパレルですが、野合の果て消えてなくなり、、、なんだろうなあ。けだし「興亡」であるし、ほかにもあのレナウンも消えたし、、、バーバリーの一本足打法だった三陽商会も風前の灯。



磐石と思われるオンワードやワールドですら危ないウワサの飛び交う業界。

アタルと面白いように儲かり、二シーズン続けてコケると取引先は身構える、、、リスキーとも言える業界だし、そもそもが高度成長からの波及的効果とデパートという販売チャネルだけに依存したのが結果として衰退の元。

デパートの上代と下代の差は平均値で35%。そんだけピンはねされてもアパレルは儲かったの....ものいいはさまざまだから「デパートとアパレルが結託して消費者を長年搾取」してきたとも

かつてのデパートは豊かさの象徴だしファンタスティックなテーマパークみたいなものだった(屋上に遊園地は当たり前で本格的な動物園があるデパートまであったらしい)

別に「衣」の産業は消えてなくなりはしないし、軽工業として途上国世界の垂直統合だけで成り立ちもしない。

素材の高度化には倭国に一日の長があるし(ホンモノのヒートテックやカーボンファイバーやら)ラグジャリーブランドに「素材産地表示」がお目見えする日はすぐそこに.....


2022年6月22日水曜日

自浄能力なき組織の衰亡

 ポイントが貯まっていたので、いくつかのエピソードを動画配信サイトで観てみた。

相変わらずの荒唐無稽な大学病院ドラマ。

シナリオは中園ミホさんのはずだが、、、切れ味わるい


ツラツラ、、、思い当たるに毎度の「罵詈ハラスメント」が陰をひそめたんだ。

例えば....


バイト医師ごときが、、、

オンナ外科医はひっこんでいろ!


職業差別にジェンダー差別な台詞が横行し、、、でもヒロインの天才外科医は全くめげないというかそもそも歯牙にも掛けないのか意味すら分からないのか

そのきっぷの良さと鈍感力がドラマの魅力のひとつだったのですが、毒がなくなるとホントにタダのコミック



実社会に於いてかような「差別言語....言葉自体を咎めるのでなく背景にある個人や社会の暗黙の意識」を問題にすべきことはいうまでもない。

しかし「単なる台詞狩り」ならば、あまりに皮相だよねって事



たまたま、国営放送で久方振りに「クローズアップ現代」を観た。

中身が更に皮相で哀しくなる

製作現場30年の、、今では著名となった監督がまったく「今まで気がついていなかった」んだって

映連の事務局によれば「仮にもそういう事があるとすれば、、、」だって


邦画よ死に絶えろ!、、、すでに死んでますなあ

才能があるならば、アジアや海外へ飛翔すれば良い。

芸術や文化は周りの支援で花開くものなのはフィレンツェ的ルネッサンスを見ればわかる。しかし、その元の才能がある事が前提。ミケランジェロ、ダヴィンチ、ラファエル.....でも、、、あんまり才能もなさげだから、海外で日向を歩けるのは、、、倭の映画人は少ないかも


アタシが余り好きでもない是枝某は、さっさとコリアンとツルンデしまった。格上のアジアの映画大国が認めたんだから、、、やはり彼は才能があるんだ。


ハリウッドの超大物だったワインスタインは「性暴力の罪」で、、、多分死ぬまで塀の中



ハリウッドでは、超大物プロデューサーが塀の中におちました。他にも二度と新作で銀幕に登場出来ない有名役者がアレコレ。


倭国のあの業界の民度とかモラル感ってまあ想像出来ます。声を上げるとセカンドレイプがあることも知っているし、それは欧米も変わらない(メディアが魂を売るのです)

でも、彼らはクビ狩り族、、、は失礼かな(^^)


Confessant.       なんですよ

2022年6月21日火曜日

SIDE B

 




反オリンピック派の策謀なのか?邦画界の女帝の暴力事件やらネガティヴ報道の果ては、なんと「無観客的上映」

製作は木下グループだが、費用はJOCがだすんだろうから、赤字にはならないし、監督もちゃんとギャラは貰える(^^)
しかし興行は東宝系だけだが、、、、そこまでは補填してもらえないだろうなあ。





昨今はネット予約できますから、あらかじめ人気の程の予想がつく。

あまりに大爆死には言葉を失う。

サイドBが、近日公開。

早めに足運ばないと、、、一週間で打ち切りかも


五輪の記録映画に足を運ぼうって思うのは、あの感動の余韻に再び浸り再確認したいって気持ちのあらわれだと思えば、あの「感動」って一体?

メディアの印象操作による架空のものだったということになる。

紙新聞の紙面やテレビの画面には現れないシラケ無関心が蔓延していたってことかな。

2022年6月20日月曜日

参議院選挙番外編 その2

 未成年に投票権がない事は妥当なのか?

主権者教育をロクに受けていない、またその自覚がないから若い層の投票率は絶望的なのが実態

君達には期待をしてはいないからアタシの年金原資だけは払ってくれればいいって、嘯く年寄りがいても不思議ではない。



政治は明日のためのアクティビティなんだから、若い世代の声を反映できるような選挙制度であるべきだろうから「もっと若い世代」に投票権を与えよう


親権者投票代理制度


18歳未満の欠格事由に該当しない全ての日本国民は親権者を通じて参議院選挙に投票が出来る

その三票をもって有効投票一票に換算する

或いは二票で換算させるか、、、はたまた子供三人以上だとズバリ「一人一票」にしても面白いが(^^)


対象主権者の数は千七百万人くらいかな(換算投票数は五百万票くらいですから、日共の得票数と同じレベル)

パパやママが我が子の未来のために適切な投票行動をとってくれれば、多少政治の景色はかわる、、かも


2022年6月19日日曜日

鶯の付け子

 うぐいすは春の季語(夏の季語向きの鳥ならば不如帰です)

しかし「鶯の付け子」ともなれば、仲夏の季語
仲夏とは陰暦五月頃ですから丁度いまごろにあたります。


ウグイスダニ、、、なる地名がある。一般にはあんまり芳しいイメージではない......



しかし、渋谷区にも鶯谷町がありまして、こちらも訓読み。関東は谷を「ヤ」と読む言語文化圏なんだが、その由来はウィキにも書いてますから再説はしないが、渋谷の方はその理由には得心しかねる。



雛の鶯を美しく鳴かせるトレーニングの為に美しく鳴く鶯に指導させる、、、これが「付け子」

鸚鵡に言葉を教えるようなものと思えばいい。

京都の鶯の方が美しく鳴く指導ができるのかどうかは知らないが、逸話としては遥々寛永寺の法親王が京都から呼び寄せたそうな


だから上野寛永寺近くの鶯の谷なる地名も「オウヤ」でなくて「ウグイスダニ」とみやびに訛る。


鶯谷(オウヤ)雅る あずま下りは 付け子かな


五音の季語はさておき八音ともなれば使い勝手が悪いもんですから、かなりひねりを(^^)

鶯谷に寄せての詠題の一句

普通ならば、初句の五音に句またがりにこの季語を使うんだらうが、、、狂言綺語師ですから(^^)