単なる語呂合わせですが、どちらも「おとぎ話」というところが似ています。
優れて古典的なアメリカンデモクラシー映画。
1930年台の映画ですから、敗戦後に倭國のスクリーンを彩り、、、民主主義の素晴らしさを体感させたのでしょう。
それが「おとぎ話」だと知るにあまり時間を要さなかったかもしれないし、今やだれもが民主主義の欺瞞や危うさを知っています。
こちらは、ロンドンの戦争未亡人。
家政婦で生計を立てながら、、、ある時ディオールのオートクチュールに魅せられて、セコセコ銭を貯めて贖いにパリまでやって来た。
メゾンには似つかわしくないお客さま
支配人は冷淡に追い返そうとするが、天真爛漫的な振る舞いに周囲は魅了され、とうとう注文に成功するに至った。ここからが二転三転波瀾万丈のストーリー展開。
ハリウッドならば忘れてしまった映画の作り方
中年のおばさんをセンターに据え、仏映画界の至宝であるイザベルユペールさまをあんなひどい役柄で処遇し、でも、、、ディオールの専属モデル役の彼女
ポルトガル系らしい.....
この写真よりもはるかに知的でエレガント。
まだ、ファッションの世界にはおとぎ話が生きながらえているみたいって、彼女の美だけで支えているのかな?
ちなみに彼女の愛読書は「存在と無」
時代は実存主義が席巻したころ
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