2023年5月12日金曜日

ムスリム墓地

 宗教的な理由を背景にするならば、、、イスラム教だけを「特別扱い」するのもなあ

伝統的に土葬を慣習とする宗教は数多あります。

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「墓地、埋葬等に関する法律」なるものがある。

この法律では埋葬とは「土葬」のこと。

法律上は土葬は禁止行為ではないが、条例の縛りやらなんやらで倭國ではほぼ百パーセント「火葬」という世界的にも珍しい結果になっている。

広義では死者を慰霊する形として死者の尊厳を毀損していないと社会通念的に認められるならば、散骨、流葬、風葬、鳥葬、、、等々なんでもありのはずだ。


イスラム教の戒律では土葬でなければならないとされるそうな。誰も言わないが、正確には「24時間以内の土葬」である。

しかし、上記の法律は24時間以内の埋葬を禁止しています(今となっては必要な規定とは思い難いが)

ここんところはどうするんだろうか?

所詮は戒律と言いながらも弾力的、、、融通無碍なのかな?

だったら土葬と言いつつ一定の期間を経て「洗骨」でもいいじゃないかって思うのだがなあ。

実は、実に素晴らしい埋葬方式だと思っているし、出来ればアタシも、、、、



多様性への「配慮」ならば、もう少し間口を広げればいいのに、、、、

イスラム専用墓所って立ち位置が気に入らない。

寺院やモスクに付属する墓所ならば、宗派縛りはむしろ当然だろうが、そういう施設ではないという理解を前提にすれば、土葬希望なら誰でもという事だと。



アタシの母方の祖父は内村鑑三氏に私淑するクリスチャンだったが、常々地域が土葬オンリーなのに火葬にして欲しいって。

それでなくても、戦争中は反日鬼畜米英分子だと村八分の憂き目を見たはずだが、、、結構信念の男だった?

まあ、理由は簡単で致しない事だが、どこでも墓所の使い回しをやっていたらしい。

埋葬となれば予定地を掘り起こし、、、後は口にしないが、死者の尊厳保持には時効はないはずだが、、、なんともなあ


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