世界で一番報われない苦労ばかりの職業だそうです。
あまつさえ彼は....事件が事故か判然としませんが、殉職。60年代のはじめ頃のこと。
国連事務総長なんて公務員ですから年俸は2ないし3千万円くらい。アメリカンの大統領よりも少し少ないくらい...しかし大統領は回顧録や講演の余禄がありますが、彼等にはあまり聞いた事がないが、ノーベル賞には手が届きます。かれもノーベル賞受賞者です。
ハマーショルド氏は二代目の事務総長です。
安保理の推薦により総会決議で選任されます。任期五年で重任は可能ですが、拒否権を行使され一期で断念ってよくあります。
彼は北欧のどっかのプロキャリア官僚あがり、
ノーブルで知的で反植民地主義の理想家だったそうで、帝国主義的国家や白人至上主義者からの憤怒や憎悪のマトだった。
ベルギー領コンゴの独立に関連した反乱調停の際の墜落事故で逝去....
公式にはパイロットの操縦ミスとされたが、暗殺説や暗殺説陰謀論やら真実はながく藪の中
その真相を解明したドキュメンタリー映画...という触れ込み。なお国連の再調査では、事件説に傾いていますが、いまだ確証がない。
事件の黒幕にいたであろう、アメリカン、英国、南ア(アパレトヘイトの時代)は、調査協力を拒んでいますから、永遠に疑惑のまま迷宮入りでしょう。
発端は強欲なベルギーが宗主国としての責務を果たさなかったことだし、ソ連も結構乱暴な振る舞いがあったようですが、暗殺には関与していない模様。
ゴルバチョフ・エリツィン時代に膨大な国恥的な機密文書が流出しましたが、本件に関しては皆無だったようですから無関係なんだろうと思います。
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