2020年10月20日火曜日

セレブ芸人のポリティカルオピニオン




 合衆国最高裁判事任命は怒鳴る度の目論見通りになる可能性が高まってきたらしい。

思想信条は様々だからACBの思想的傾向には論評しないが、寛容でも多様的でもない立場はその職務には相応しくない。これで怒鳴る度は大統領選挙に負けても相当期間その職に居座れるかも....延々とコートで選挙の不当性を争い続ければいい。彼はどうも大統領の職務を真摯に遂行したいというよりも「大統領特権」に魅力があると考えているという気がしてきた。

大統領職にある限り、刑事訴追免責だし課税逃れや倒産回避...時間稼ぎのあいだに国益を損なってでも我が身を守りかねない....ニクソンのように潔く身を引かないと本当に罪人になりますよって老婆心ながら......

今回の公聴会はハリウッドセレブの声が少なかったように思える。かつてリーガンが指名した判事候補の時は、グレゴリーペックやらビッグネームの反対の大合唱で葬り去られたが....

一般的にハリウッドセレブは、俳優としてのギャラで充分に食えるからCM収入に頼ることはない。ハリウッド映画の製作費は平均一億ドル。内三割程度が俳優さんたちの人件費。スポンサーに阿る必要がない。

しかし....その鮮明な政治的立場を嫌う大国があり、そのような俳優が出演している作品(やその製作会社の作品)の輸入や上映を認めないって、まあ陰湿な弾圧がまかり通り、最近は声が弱くなったのだろうか?

役にありつけなくなれば役者じゃなくなる。


翻って倭国。

俳優の多くはCMタレント。

安いギャラで映画で名を売り、その知名度でCMで稼ぐ。だから、鮮明なパブリックオピニオンなんかスポンサーに嫌われるから出るわけがない。

その意味であの「黒川事案」は画期的。学術会議でも同じことが....予想に反して不発だった。

アタシは学術会議問題についてあまり駄弁を弄さなかったが、、、、臨時国会で「不毛の論争」があるだろうから、それからにしよう。

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