咲きみちてこぼれる花も無かりけり 虚子
六甲の端山(はやま)に遊び春隣 年尾
日に慣れし花の明るさつづきをり 汀子
高浜虚子家族三代揃い踏みは豪華ですが、かつてこの界隈に住まいした所縁なんでしょう。
月若とは優美な雅称。
宝生流の謡曲「藤栄」に登場する領地を簒奪された蘆屋在住の月若さんの苦境を哀れみ諸国行脚の最明寺時頼が、
この紋所が眼に入らぬか!
って....あの鉢の木と同じようなおはなしですが、お流儀がちがうものですから、全く知りませんでした。
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