正体不明の狙撃暗殺者ゴルゴ13の報酬は全額前金の上で....バラツキが激しいのですが、十万の単位のアメリカドル。
最初の頃は五万ドルでした。
大門未知子のメスさばき代もシーズン1以降インフレ化が進み十倍くらいに跳ね上がりましたから、
失敗しないスパイナーのお値段が五十万ドルでもおかしくない。それににわかに信じ難いが、彼のストックが二兆円なり!!
フローとしての収入をかなりな才覚で投機に近い投資運用を行い、これまた失敗しないのでしょう....
さて、ビクトリア朝の高名なプロフェッショナルであるホームズ氏。ジェントリーの出で、オックスブリッジの卒業生ですから、アッパーミドル。
ある種のコンサルティングでご飯を食べていました。
ルームシェアするドクターワトソン氏
彼は傷痍軍医ですから、傷痍年金受給者。
1日あたり、11シリング6ペンス
当時の貨幣制度では、12ペンスで1シリング、20シリングで1ポンド。つまり、240ペンス=1ポンド。ワンペニーが百円くらいのようです。
ワトソン博士は、13800円の年金を貰っていましたから、比較するのは如何かとは思いますが、非正規よりも生活は遥かに楽だったし、かなり享楽的で怠け者でした。
彼の生活が一転したのはホームズ氏の相棒を勤め始めてから。ホームズ氏の冒険譚がベストセラーになり、ホームズ氏のコンサルタント料の一部(半分かも?)も貰っていた節があるし、開業医としても流行っていました。
ホームズ氏の標準料金はゴルゴ13と違い判然としないが、貧しい庶民には「謎解きの醍醐味自体が報酬ですから、、」なんてかっこつけますが、王侯貴族からはガッボリ頂戴したらしい...というか依頼主の提示額。
最高で一万二千ポンド!
通常で500から1000ポンド(二万四千円をかけるに....)
それ以外にも、それはそれは見事なエメラルドのタイピンを拝領したり、ボヘミアのさる方からは、前金の五百ポンドに加えて、豪華な宝石付きの指輪が貰えるはずだったが、ホームズ氏はアイリーンアドラー嬢の写真の方を所望しました。
晩年の優雅で静謐な隠居生活...ともいい難いが、養蜂研究にいそしむだけのものは稼いだということ
けだし、恒産あれば恒心あり
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