2022年4月27日水曜日

ほととぎす

 

動植物は「仮名」で表記するのが学会のスタンダードらしい。

その理屈にはクビを傾げたくなるので、アタシは表意文字....つまり漢字で書くことを原理原則としている。


難度が高いと言われる漢検一級。

しかし言うほどのものでもなく出題範囲の漢字数は六千字程度。
諸橋大漢和辞典の漢字数は五万余りですから、その漢和辞典を拾い読みするアタシからすれば....(^^)
だからといってアタシが楽々合格できるとも思っていない。鐵と鐡の書き分けや違いの講釈ならば自信があるが、そんなような出題ばかりじゃないし(^^)

しかし多少困ったことが「ほととぎすを漢字」で書く段になり、表記の多様性については理由は知らないが類を見ない。


松浦静山の甲子夜話

誰かさんみたいに暇に任せて隠居徘徊老人が書きまくったエセー(結構ええ加減な孫引き引用も多いらしいが)なんだが、そのなかに三英傑のほととぎすの例えがある。

だれでも知っている川柳もどかさだが、、、、


平凡社の東洋文庫に記載されたままですが、ほととぎすをそれぞれ微妙にかき分けている。

この例えは甲子夜話が初出でもないが、これ以前の文献(耳嚢とか各川柳事典)ではほととぎすを「書き分けていない」とされる。

当て字まがいの漢字表記の背景はそれぞれに語られ理屈もあるのだが、それが三英傑のキャラとどう結びつくのか皆目解らない。


段に雑学をひけらかしただけかも(^^)


0 件のコメント:

コメントを投稿