2022年4月30日土曜日

「目に青葉」山ほととぎす初カツオ

 

今時のニュースで女子アナがよく間違えてます




名題の鉤括弧って.....
この季重ね、字余りの俳句の作者は山口素堂。

芭蕉と同じ頃の俳人。
実は、初句は「目には青葉」が正しい。
字余りのバロック感でなんとかもっている句だが、ならば「山にほととぎす」でも構わないだろう、、、、かなあ(^^)




もうひとつの味わい方は、視覚、聴覚、味覚で初夏を感じると言う趣向、、、なんだが、天邪鬼は更に突っ込みます。

五感全てを表現せんかいな!

しかし、嗅覚と触覚を詠み込むのはなかなかしんどいもの。近江八景を狂歌に詠み込むのは蜀山人だが、俳句となれば.....実はあるんですがね(^^)


アタシも無理だが、この程度ならば、、、


薫風自南来の屏風にこの素堂の句を賛とする。


初夏の薫りを含んだ南からの風が頬を撫でると気分はもう夏だ。





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