ノルディックの定義は様々であるが、今は北欧3カ国とデンマーク、アイスランドとする。
誰しもがお手本とするような先進国家とされるが、、
ムーミンをイメージするようなファンタジーな国々と思い込んではならない。
ノルディックは秘めたるホラー映画の宝庫。それも怖いとか恐ろしいじゃなくて「不気味」なのよ。
今回の「孵化」は、無垢で健康的で眩ゆい太陽感満載のホラーって相矛盾する言辞でしか形容のしょうがない。誰しもが程度の差こそあれ心底にもつおぞましいものが地上に降臨してくる。
フィンランドとは不思議な国だ。
国民が一番偉大な人物と考えるマンネンヘイムは、スターリンとヒトラーの間を綱渡的な政治的アートで領土の一部をソ連に割譲を余儀なくされ、ヒトラーとの協業で戦犯の憂き目をみながらも国家の生存を図った軍人にして大統領。
伊藤博文、陸奥宗光、大村益次郎を合わせたみたいな、、、、
外交関係論で「フィンランド化現象」なる小馬鹿にしたような外交政策論があるが、これほど無知で失礼な物言いはない。
今の宰相は齢36の実に知的で美しい女性だが、別にルッキングを誉めているのではない。
プーチンの893紛いの恫喝に屈しない胆力を素晴らしいと言っているのです。
スウェーデンはともかくフィンランドがNATOに無原則的に加盟することは無いだろう。それがフィンランド式のファンタジーでホラーな外交。つまり、、、狡猾、不気味、二枚腰(つまり褒めてます!)
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