なんだかんだあっても、倭国ではこんな映画はとてもとても創れないし、製作する映画人には頭が下がる
つくれないのは、そんな事実がないから、、、なんて戯事を誰かが言い切ればおもしろいのに(^^)
警察組織の腐敗堕落の舞台は、LAかNY
他は大丈夫って保証はないが、腐敗堕落のメッカでも任官時の宣誓に忠実な司法職員は当然に存在する。
内容が複雑なストーリーです。つまり脚色の出来があまり宜しくない。警察本部ぐるみの反社との癒着ってお話ですから、一人二人の正義感では歯が立たない。
主人公の元捜査員とジャーナリストは真相の手前で頓挫する。
実話らしいが、、、いくら消滅時効のない事案であっても解決の強い意思のある捜査員があっての事
倭国版で作るならば、組織内の暗闘(足の引っ張り合い)に如ずだ。
陸軍海軍の予算の分捕り合戦に始まり、司法の世界では刑事と民事の勢力争い。警察組織もご多聞にもれず、、、、警備(公安)と刑事の暗闘。
世間を騒がすような大事件を未然に防げなかったり、迷宮入りするのは大抵はそれが原因(本質的遠因)だと考えて間違いはない。
しかし原因が「本質的」だと対策の打ちようもない。
民間企業であればよくある「営業と製造の確執」、、、での業績低迷。幸か不幸か資本主義の「健全な新陳代謝」により早晩潰れてくれますが、公共部門はなあ
彼はお粗末な「奈良警備」の果てに不慮の死を遂げたが、その原因が「警備体制、状況、緊急対応力、警備員の能力」のいずれかを早急に検証し、、、小賢しい能吏のレトリックだ。この本部長は肝心の事に触れていない。
偶然なのか因果の水車なのか今回は役者が揃いすぎている。
警察庁長官は彼のお友達の準強姦容疑での逮捕を握り潰した事がある。
警視総監は長すぎるくらい秘書官を務めた(二人とも現場の長の経験なく異例の抜擢)
直接の責任者である本部長は官邸ポリスの異名をもつ官僚の子飼いの警備のプロという触れ込みだし、国家公安委員会委員長(警察庁の指揮ポスト)に至っては公設秘書の強盗、マネロンによる買収、挙げ句の果ては統一協会とのズブズブ、、、とあいた口が塞がらない。
肝心な時に人間の盾になってくれそうなまでに粉骨砕身して働いてくれるのではなく足を引っ張りかねないような連中を重用していたのだから、、、やっぱり人を見る目がないのだ。
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