良い円安もあれば悪い円安もあるだろう。
ざっと十年間(言ってみればアベ時代)の円ドルのトレンド。
良いとか悪いとか言ったが、中長期的には経済は合理的にしか動かないと思えば(中長期的のレンジの考え方はさまざま)明らかにトレンドは円安。
基軸通貨としての信任は毀損しつつあり、これが経済が突きつけるアベノミクスの評価。
脆弱化する科学技術力(あんだけ研究者や技術者を粗末にするんだから、優秀ならば海外に雄飛するか棋士になる方がいい)
産業力(少なくとも国家のインキュベーションは役立たずて、ロクに新産業も技術も生み出せない)
的外れ(としか思えない)少子化対策からくる人財力の希薄化(やっぱり親の代の教育の間違いかな?)
安全保障力(食糧、エネルギーまで含めた総合力はおよそ評価の対象たりえない)
つまり、国家の将来的な信頼性や投資の魅力度は地に落ち、、、てしまうかもしれないってこと
このままでは、
唯一残るのは「逝きし世の面影」を偲ぶクラシックジャポネスクの旅に世界中からお客様を呼び込む事だけかな。
しかし、日本全体が、かのブリュージュやベニスのような街になる事が良いこととも思えないが、、、
ローゼンバックに「死都ブリュージュ」という幻想的(加えて廃墟美的)な小説があります。
アタシの経験からしても、この街は旅人として訪れてしばらく滞在するのは悪くない。しかしこんな街に住みつきたくはない
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