さまざまな映画ファンがいますが、まずは俳優さんのファンが入り口。役者は美男美女に若かず。
しかし、役者さんは監督のコマに過ぎない。自分勝手な演技は許されない。
監督さんは現場の最高指揮官なのですよ。
でも、一般的には監督よりもプロデューサーの方が権力をもっています。だからオスカーの作品賞はプロデューサーが貰いに行くのです。
一般的と書いたのは「作家主義的な監督」は、プロデューサーすらコマのように使います。
だからこの辺りは、映画つくりのバリエーションだと言うこと。
小理屈はさておき、、、監督さんの名前で観客を小屋に呼び込むのが難しい時代。
この辺りがアタシのお気に入りなんだが、グロテスクホラー系。あまりのめり込むと体調に良くない。
ここいらあたりになると、文藝の香りを満喫、、、
今日のお題は最後の、ドウニヴィルニーヴの十年ばかり前の作品ですが、見落としてまして初見。
圧倒的なストーリーの重み。
オスカーが取れなかったのは信じ難いくらいです。
レバノンあたりだろうか?
民族や宗教の頸城からの軋轢が報復の連鎖を生む世界が背景
双子の姉弟がいるが、母親が亡くなり奇妙な遺言状が残された。
映像は母の過酷な過去を描き出す、、、とかなんとか
時間軸が交錯し、真剣に観ていないと訳が分からなくなるし、真剣に観てても「いつの時代だっけ?」
ここいらは作り方にもうすこし工夫が必要だったかもしれません。
レバノンでの過去の出来事ですが、舞台はカナダ。
フランスかと思ったが、カナダもフレンチテイストなんだよね。
無理筋なストーリー展開だなあ、、、と思わせながら実は予定調和に収斂させる職人芸の巧みさよ
このハチオンの難しい監督もビッグバジェットの作品を手掛けられるくらいの力量と信用が身についたようです。
次回作は、DUNEの第二章
0 件のコメント:
コメントを投稿