ある日突然失明する感染症の大流行。
主として接触感染が疑われるが、ワクチンや治療方法は未確立、、、なんていわれるとパニックどころではない。
国内線のパイロットが飛行中に突然、、、
手術中の外科医が突然、、、
消火活動中の消防士が突然、、、
社会活動は完全に麻痺しますし、麻痺させないと逆に危ない。
倭国の視覚障碍者は約30万人。内三割程度が全盲だと言われる。面白がって書く訳ではないが、彼らがリーダーあるいはリーダーの補佐役として君臨する事になる(この小説にもかようなエピソードが書かれている)至極当たり前の話しであり「鳥なき里の蝙蝠」という成句すらあるではないか。
フィクションの世界なら寓話としてさまざま論理思考のネタになりうるが、ノンフィクションならばその恐怖には耐えられないだろう。
ヒトザルは外的刺激の八割が視覚経由だと言われる。
アタシは毎度はええ加減な事を断定的にさしたる根拠もなくいいますが、これは自信あります(^^)
近江八景は「三井晩鐘」は聴覚ですが、残り七景はすべて視覚。
長いマクラが終わり、盲人がセンターの映画なり小説を思い出しています。
以下思いつくまま、、、、
物語としてリアリズムに欠けるからアタシは買わない。妙齢のいとはんのお世話係が若い男なんて、、危なくて危なくって(^^)
身障者役柄はオスカーへのバイパスルート。あの大根役者のニコラスケージだってアルコール依存症でベストアクターだって。一方で彼の場合は他にもベストアクターに相応しい作品がありすぎて、、、
常識的には勝新の座頭市なんだろうが、アタシは佐武と市捕物控を推薦します。アニメ版は絵が良くない。テレビ版は観てませんが、遠藤憲一の市ならば、、、
確かに二度見ないと、、、ネタバレのところの記憶が曖昧なんだ。
動画配信サイトにありますから今度見てみよう。
最後はオマケです。
盲人は登場しませんし。タイトルを正確に訳せば「死角」アメリカンフットボールではQBの利き腕の反対側を意味し、このサイドでの攻防でサックの成否が決まる。主演のサンドラブロックはオスカーに輝きましたが、、、たまたま蝙蝠を鳥と勘違いしたのか鳥がいなかった
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