草花をカタカナで表記する悪習は、常用漢字以降に違いない。
バラとかばらと表記して、あの甘美・耽美・華麗な驕慢さを想起するのは
無理だ。
なんちゃって...薔薇
書けなくとも誰でも読める。
薔薇と名がつけば、地球上どこにでもありそうだ。
倭国では、薔薇はバラではなくそうび(さうび)
茨の親戚程度
王朝和歌では完全にシカトに近い
西洋かぶれが近代に持ち込んだに過ぎない。
だから薔薇家紋なんて、花家紋のような遊びはともかく
伝統的にはないはずである。
気位たかそうで棘もあるし、あんまり好きじゃない。
基督教では白百合と並び純潔のシンボルらしいが、
仏花としてはタブーである。
0 件のコメント:
コメントを投稿