2018年11月27日火曜日

文字ならば読みたくないBJの日記



1 ヘンリー・フィールディング トム・ジョーンズ イギリス 英語 1749年
2 ジェイン・オースティン 高慢と偏見 イギリス 英語 1813年
3 スタンダール 赤と黒 フランス フランス語 1830年
4 オノレ・ド・バルザック ゴリオ爺さん フランス フランス語 1834年〜1835年
5 チャールズ・ディッケンズ デイヴィッド・コパフィールド イギリス 英語 1849年〜1850年
6 ギュスターヴ・フロベール ボヴァリー夫人 フランス フランス語 1856年
7 ハーマン・メルヴィル 白鯨 アメリカ 英語 1851年
8 エミリー・ブロンテ 嵐が丘 イギリス 英語 1847年
9 フョードル・ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟 ロシア ロシア語 1879年
10 レフ・トルストイ 戦争と平和

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毎度のサマセットモームが言うところの「世界10大小説」
駄日記ネタの宝庫!
二十世紀文学を除外していることは時代的にやむをえないが、
算入すればこのリストから3本は落ちる。
19世紀に限ってのチョイスでもいいが、着目すべき作品が落ちているし、
個人の見解による選択程度に思っておけばいい。
が、当然ながらこれは外せないって作品も入っています。
私見だと・・・3本かな。


お好みの「高慢と偏見」

英国18世紀のジェントリーの日常風景をデッサンすれば、これ以上でなければこれ以下でもなく、ほかに描きようのない
無缺の作品・・・・褒めすぎですかねえ
この時代、女性は有り余る財力が実家にあればともかく、地位、名誉、
あるいは(且つ)財産のあるオスザルと結婚することが
人生の成功のスタートライン。
ジェントリーは働かないことがステータスだし、当時は女性の職業なんてロクでもなかった。

ある意味、現代とは時代錯誤も甚だしいこの傑作小説が度々モチーフにされているのが、作品の価値である。



21世紀ともなれば、メスザルの人生観も劇的に変わったと思うのですが・・・
実のところ良くわかっていません。
今や女性に向かない職業なんかありえない時代。
結婚しなくともそう奇異に思われないし、同性婚もありですから選択肢も増えました。
子供なんて
ハリウッドセレブ的には生むものでなく貰うもの(東洋系の養子の多いこと)
そんな時代なのに「等身大のワタシ」ってことでBJに感情移入するって、案外にメスザルは保守的なんだろうか。


初回作から十年は過ぎましたから、アラサーからアラフォーなブリジットジョーンズ。
相変わらず、デブと言って悪ければプチぽっちゃりで男日照りなんですが、結婚願望は捨てきれない。
日照りの割に、雨が降るときは豪雨ってことで、セレブなオスザルが複数まとわりつく。

デブで容色衰えた年増の何処がいいのかねえ・・・・
落ちぶれてもやっぱり結婚はしたいのか・・・・

21世紀のカップル風景はダイバーシティの筈ですが、
結末は案外にコンサーバティブ。
原作へのリスペクトだと思っておこう。
なんだか、高慢と偏見というより、BJの人生は、混乱と誤解だ(笑)

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