2018年11月9日金曜日

たちきれぬ過去の想いに濡れながら 愛を求める永遠のさすらい ………その姿は



フランシス・レイがご逝去
クロードルルーシュも含め二人の大出世作がこれ!
お陰様で、大作曲家になりました。
片や大監督になったかどうかは疑問。
よくある処女作が最高作というたぐいです。


よく分からないのですが、
この映画はスポンサーなしで作られたと言われますが、
製作費をどう工面したのでしょう?

ルイマルの死刑台のエレベーターも自腹ですが、
伯母さんかなんかからの大枚な遺産をつぎ込んだらしい。
だったら、ジャンヌモローやモーリスロネ、更には
マイルスデイビスのギャラくらいなんとでも

しかし、こっちは...
当時無名のレイの作曲料は安いだろうが、
アヌークエーメ
ジャンルイトランティニアン は安くない。
若い才能の為に出世払いにしたんだろうか?
当時はまだ歩合制なんて発想はなかったし、公開の目処もない。

ルルーシュはフィルム缶をバックパックに
ヒッチハイクでカンヌまで出かけた...という伝説。
アメリカン・ドリームでも有り得なさげな
カンヌのパルムドール
更にオスカーの外国語映画賞まで受賞!
この縁もあったのか、後年レイはある愛の詩で
オスカーの作曲賞も貰いました。

1932年生まれ
経歴は定かでは有りませんが、コンセルバトワールなんかで
正統的な音楽教育をうけてはいないようです。

合掌

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