2018年11月18日日曜日

Bush wick



予備知識ゼロながら...
どうやらブルックリンのある地域の名称らしい。
ブルックリンといえば、非白人地域
治安も相対的に悪いらしいが、家賃が安いから、
ウォールアート画家がたむろする地域らしい。
第二のバスキアが登場したりとか...

大学院で土木工学を学ぶ主人公がボーイフレンドと
祖母と妹の住むブルックリンのブッシュウィックに
やってきた。
異様な雰囲気のなか、早々にボーイフレンドは爆死
状況が把握出来ないまま、たまたま遭遇した
元マリンと必死のサバイバルゲーム

どうやら第二の南北戦争の始まりらしい
南軍によりブルックリンが制圧しかかるが、
闇経済で蓄積された銃器で多様なマイノリティ達が反撃を
試み、一進一退の凄惨な市街戦

役者達は以前に観た映画に登場していたようだが、皆目記憶がない。
監督も役者をクローズアップにして際立たせる工夫もしない。
アクションスリラーのジャンルにプロットされるようだが、
ある種の分断されるアメリカン寓話のメタファであり
ポリティカルサスペンスという方が正しい。


元マリンの男は、偶発的に射殺されます。
主人公も最後の最後に流れ弾に当たり死亡

なんだこれは!?と思うまもなくエンディング
続編の期待もなく、観客をつき放つような作り方は
ある種の計算があるのだろうが、
この種の映画観客層の知的水準を読み違えている
将来のカルト化の可能性も少ない。

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