形を変えて「全国旅行支援」が始まり、予約サイトは活況を呈している。
経済的に脆弱な地方はケンチな公共事業と観光しか産業がないから、、、なんて発想は的外れとまでは言わないが、多少視座が低い。
産業(工業や商業)が衰退した(都市)国家の生きる道は「観光」であることは、ブリュージュ、フィレンツェ、ベネチアの事例を見ても分かること。
言い換えれば、繁栄期にどれだけの藝術的資産に投資が出来るかで地域の未来が決まる。
思えば、大正期の戦争景気や昭和末期からのバブルの遺産には何がある?
品性下劣にしか見えない紙パルプ屋な親父は、、、
これらの名画は一体何処に消えたのだ.....
残ったのはゴッホの「ひまわり」だけだが、保険金原資を何たる事に費消するんだ!と大蔵省からお小言を食らったらしい、、、ってエピソードが国家の文化度をあらわす。
その日暮らしの金銭支援だって、背に腹って事もあるから無駄とは言わないが倭国のあるべき未来図が「自然豊かな中での文化学術資産立国」に求めるならば長期視座でやるべき事は決まっている。
今回の観光振興策の中身の適否はよくわからないが、前回の反省がどの程度反映されたんだろう?
旅行事業者よりも中間斡旋屋の利権やらってことは、、、まあ変わらないんだろうなあ。
消費者のメリットたるや、、、ダイナミックプライシングシステムの横行で、安くトラベルを楽しむつもりがぼったくられる事例が結構みられるらしい。
クワバラクワバラ
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