2022年10月30日日曜日

幾たびも立て!仔羊が獅子になるまで

 




こういう全共闘的なシュプレヒコールには奮い立ちます。

ロビンフッド映画はあまたありますが、ある意味でこれが一番。



大体、十年おきくらいに制作されていますが、最近では、、、


2019年 タロンエガートン、、が主演

2010年 ラッセルクロー

1991年 ケビンコスナー


それ以前は略しますし、2001年版はなんとキーラライトレイがロビンフッドの男装の娘でセンターを張ったらしいが、、、流石に観てはいない。


ロビンフッドの実在性は怪しい。時代はリチャード獅子心王からあのジョン王の頃。

山川世界史的には、十字軍遠征とかマグナカルタの時代。

元来はノルマンコンクエストに反抗する原住民のサクソン人の小作農兼猟師だと思われますが、段々と「出世」して没落領主になったりとか、、、

今回のラッセルクローは騎士に化けて、、、色々あったが、地方領主の後継になりすます(実はもうすこし複雑なんだが、、、略)


プロットは同じで反体制的。

しかし反体制的も様々で、この2010年版は西太后が好んだ「反体制が体制に取り込まれて祖国の為に奮戦する」水滸伝みたいな(^^)

一般的な水滸伝はその前にエンディングなんですが、、、まあ忖度した奴がいたんでしょう

名君の獅子心王リチャード戦死のあと暗愚のジョン王(王妃が大好きなレアセドゥなもんで、馬鹿な王なんだが、オンナの趣味は最高)を裏切った側近のゴドフリー卿や彼に手引きされたフランス国王軍と撃退し、イングランドを勝利に導く。


でも、最後はジョン王に裏切られてシャーロックの森で仲間と地下活動を細々と反体制活動を続けるということ。

決して勝利がない永久運動みたいなものです



なお、今日の名題ですが、

ロビンフッドが最後を看取った領主の子息の愛用の太刀に刻まれた言葉。

けだし、革命歌以上だ!

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