黄昏の貴族社会を舞台とする映画ですが、第二作のエンディングでは、伯爵館の大奥さまであるマギースミス女史の野辺送りが描かれます。
立て続けに葬儀シーンを見せつけられたものですから少し書いてみよう。
アタシのご幼少のみぎりは「ちゃんとした野辺送り」だった。棺を担ぎあるいは大八車に載せて近親者が隊列を作り(厳格な作法があるらしい)近くの墓地まで粛々と行進。
近隣の民草は、経路の両側に並んで見おくる.....
棺を霊柩車の内部に封じ込め外から見えないようにしたのは火葬が主流になってからだろうか?
火葬場って大抵は辺鄙な場所にあり、歩いてはとても無理。
だから、タクシーが列を作り.....
ダイアナ妃の葬儀の際もエリザベス二世と同じように外から棺が見えるスタイルだということは先日の劇場版ドキュメンタリーで確認した。
最後の「晴れ舞台」なんだから、疎ましく毛嫌いしないほうがいい。だれもがお世話になるんだから、、、
宮型霊柩車だって、人生の最後くらいキンキラキンに飾り立てて、、なんて庶民の希望の現れ。
葬祭場建設で筵旗を立てない近隣住民はまずいないもんで、なんだかんだのやり取りの末に.....
葬祭場なる看板は目立たないように
宮型霊柩車出入り禁止
黒の霊柩車も原則ダメだから、白のリムジンを推奨
そのうちに、、、黒服禁止になりそう
公家の御作法みたいな喪には「素服」も悪くはないが、、、、
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