同じ島国とは言え、倭国とは違い一筋縄ではいかないのが英国。
それは「連合国家」としての国旗が象徴する。
グレートブリテン北アイルランド連合王国が正式名称だが、地理的にはブリテン島とアイルランド島から構成される。
ブリテン島が「グレート」なる理由は、イングランド、スコットランド、ウェールズの大同団結の結果の美称だと、、、さにあらずなんだわ(^^)
島国の内部では群雄割拠の勢力争いの中で大きく三国鼎立となったが、その過程で臣従を拒みフランスのブルターニュに逃れた連中がおり、、、つまりこの地も「ブリテン」なわけ。だから、大きなブリテンと小さなブリテンと区分した次第、、、とは知らなかった。
しかし素朴な疑問
いまのユニオンジャックにはウェールズの「赤龍旗」はどうなったのだ?
13世紀はじめ、プランタジネット王朝のエドワード一世は、プリンスオブウェールズ(ウェールズの第一人者)を名乗る王を屈服させるが、、、この英名な一世の「政治というアート」の見応えはこれから
一世は臨月の王妃を呼び寄せ、彼女はウェールズの地で後のエドワード二世を出産。そしてウェールズ人の乳母に養育をさせ、プリンスオブウェールズ(ウェールズの皇太子)と命名。
これが今に継承される称号なんだが、如何に反抗心旺盛なウェールズ人でも、ウェールズの地で生まれ、ウェールズ人の乳母が育てた将来の国王である「ウェールズの皇太子」には我々はイングランドと一体なんだと、、、臣従するしかない.....
まあ、ここまではそこいらの歴史教養書には書いてますから、アタシの興味はそんな事ではなくて、、、
ウェールズの赤龍の爪は四本だということ!!
西洋紋章学には無知だが、漢字文化圏では、一般のドラゴンは三本爪。皇帝だけが五本爪と決まっている。
五本爪の龍はまずお目にかからないが、アタシはたった一度。サイゴンの旧大統領官邸の豪壮な絨毯。
蒋介石総統からのプレゼントだとのこと🎁
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