かの奇跡的な生還劇のエピソードと羽田での乗客脱出劇が重なり合う。
あれは、2009年の寒い頃
バードストライクで航行不能となった機体でハドソン川に胴体着陸。
さまざまな僥倖も重なり、無論自助や協助もありました。
1人の犠牲者も出さず、、、サリー機長は全米の英雄となったのだが、事故調査の公聴会では、なんとまあ
乗客を危険に晒す機長の判断はまちがいであり、他により安全なやり方があったはずだ!って
一夜あけるとダークサイドに突き落とされるサリー機長。
倭國のメディアなんかだと、鬼の首を獲ったような扇情的な報道になる事は必定
アタシはこのエピソードは無論知っていたが、公聴会でのやりとりは知らなかった。この映画でアウトラインを知った。
今回の羽田での事故の解明はこれからだから軽々な事は言わないが、、、、ともかくも機長の適切な判断でJALサイドでは犠牲者は出なかったし、機長は最後の最後に退避したんだろうなあ(だから火傷で重傷)
一方の海保側なんだが、、、真相究明上機長が生存した事はよかった。
比喩として言えば、優先道路に飛び込んできた信号無視のクルマが図体の違いもあり全壊したようなもの。JALに前方不注意のミスもあり得るが、回避可能だったかどうかは、、、アタシには分からない。
メディアもおかしいよねえ
政治家の裏金疑惑には「捜査中の事案であり、今はコメントを差し控えたい」が通用するんだ(^^)
いうまでもないが、コート外で何を言っても裁判上の証拠能力はないんだよ。
今回は業務上過失致死罪に問われかねない重大な事件なんだからJALもそう言えばよかったし、あれこれ食ってかかられたら、裏金疑惑を持ち出せばいい。
マスコミ対策は「弱み」をみせないに尽きる。
あまつさえ、重箱の隅をつついても何も出ないから、荷物扱いのペットが焼死した一件まで(^^)
乗客の命と「モノでしかないペット」のどっちが大事だ。貨物だって救えるモノならば救えばいいのですが、そんな状況でない事は痴愚魯鈍でもわかるだろう。
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