石川県でもシネコンでは上映予定になっていますし、ウェブサイトを見る限り「上映自粛」ではないようです(執筆当時)
今年の「映画のオリンピック」のコリアン代表
おはなしは、、、こんな感じ
災禍に遭遇し如何に助け合い生き延びるか?というサバイバルプロセスではなく「その後の秩序形成」がフォーカスされる。ゴールディングの「蝿の王」みたいな。
綺麗事では済まされないズバリ弱肉強食の世界ですが、どこにでも
身勝手な卑怯者や利己主義者
自己犠牲的な博愛主義者
リーダーの資質に目覚め専制君主化する者
権力者にへつらう佞人
はいるし、多種多様な人々をまとめて生き延びるのは至難である。
ドラッカーの経営学は必要条件に過ぎず、十分条件はマキャベリか韓非子の哲学と、、、あとは腕力やらの暴力装置
パラサイト(半地下の家族)にあいならぶ傑作はいい過ぎ(^^)
しかし、それなりに社会性はあります。
周囲の上級市民の住むマンションはことごとく瓦解したが、彼らが侮蔑していた中下級民のアパートだけが生き残る。
ソウルでは自家保有が至難の技と言われるし、住むスタイル身分制社会。
そのカースト制度が逆転するアイロニー。
終盤、先が読めてきたので少し爆睡。
エンディングはよく覚えていないが、まあ予定調和だということ。
それなりの作品だし、入りはまあまあ
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