ショーンコネリーが、大人気なJBを降板したのは役者としてのイメージが固定化する事への危惧だった。結果その後の渋い役柄選択は彼をより大きな俳優に成長させた....
ダニエルクレイブに至っては、平行的に様々な役柄を演じているのはコネリーの教訓を守っているのでしょう。
翻って倭の人気役者は、イメージ戦略に失敗!
何をやってもおはなはんや寅さんにしか見えない。
アンソニーパーキンスもヒッチコックの「サイコ」で一躍有名になったが、イメージが固定化し....不遇な役者人生に思えます。
ハンサムだし、演技力もあるのに、、、
現在ではサイコパスものの古典的名作とされるが、今観ると....たしかにスリル(不安感)とサスペンス(緊張感)を巧みにかき立てるがちょっと説明臭さが鼻につく。
最初は情事に耽るOLの金銭横領と逃走劇かと思いきや、街外れのモーテルでの衝撃的な殺人ドラマ(史上一番有名なシャワーシーン)
失踪した姉の行方を探す妹と姉の愛人、そして腕の良さげな探偵の探索劇
全てはこのベイツモーテルに収斂し、驚天動地な結末になるのだが....この当時(製作は1960年)はサイコパスの認知度が少なく、ラストでは精神科医がとくとくと解離性同一性障害の解説を行う教科書劇
その後主人公のノーマンベイツは刑法39条に従い、責任能力なしで不起訴...その後続編が二作つくられましたが、アタシは観ていない。
お約束のヒッチコックのカメオシーン
ちょっと分かりづらい中級篇
早送りで何度も確認させられた
過日の「見知らぬ乗客」と同じで、ヒッチコックの娘さんもチョイ役で
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