2021年5月17日月曜日

百年の孤独

 




宮崎の熟成焼酎。

高級品(高額品)と言われるが、アルコール純分換算からすれば飛び抜けてエクスペンシブでもない。


この奇妙なネーミングは、二十世紀を代表する五本の指に入るマルケスの傑作小説名をそのまま剽窃。

毎度は知財侵害とかなんとか口にするが出来のよい焼酎だから....蔵元の主人がこの小説に惚れ込んだからかどうかまでは知らない。

今は代替わりしたようですが、御当主は「失われた時を求めて 第一編 桜」なるスピリッツを世に問うています。



これはレアもので掛け値なしに高級品!

まあ親子そろって文學青年だったみたいな...



前書が酒話題だと何時迄も終わらない(^.^)

けふは「百年の孤独」の小説の話。

新潮社から72年に訳本刊行。99年に改訳版が出ました。

そりゃそうですよ。

実に面白い神話的世界なんですが、無類の読みにくさでして(難解という意味ではなく)

文庫になれば改訳版を買うつもりだったが、諦めて図書館で借りてきました。



ものがたりの舞台はコロンビア北部らしい

....

ホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランを始祖とするブエンディア一族が蜃気楼の村マコンドを創設し、隆盛を迎えながらも、やがて滅亡するまでの100年間を舞台としている。

....

という四代に亘るお話の中で、各世代に同姓同名が何人も登場し、絶えず「どの時代の誰だっけ」を確認しながら読まないとわけわかんなくなる。

新訳版には、家系図が付いてまして(旧約版にはなかったと思う)それを栞代わりにしながら....





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